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凍結した細胞を移動する? その①

タイトルをどうつけたらいいのかわからなかったのでまた変えるかもしれません💦

今回は不妊治療前に行った旦那さんの凍結精子の移動についてです

なかなかないことでもあり、私の中でも記録として残そうと思い立ちました
旦那さんの話が主なので出てくる病院名は書かないようにしております(気になる方は個別で聞いてください

旦那さんは10年前に手術で精巣全摘
その摘出された精巣の中からの精子を凍結保存していました
10年前に手術した病院で不妊治療することもできなくはなかったのですが、治療するにあたり専門病院でやろう!と決めたため凍結細胞を動かすことになりました

というのはざっくりな説明なのですが、実際には…

旦那さんが
今後不妊治療していって病院へ行くたびに手術したことを思い出すのが嫌だということ

また凍結精子を保存していた病院側から
カウンセリングと称してめちゃくちゃ他の病院を打診されたこと

この主に2つのことがあって専門病院へ移動して治療することを決めたのです


特に不妊治療のカウンセリングに関しては旦那さんも私も初めてのことだったため緊張していたのですが、説明内容としては

凍結精子を使った採卵と顕微授精と移植についてざっくりな説明

そしてその病院は住む予定の家から県を跨いで片道2時間移動する距離で遠かったのですが、
凍結したものを移動させて何か問題が起こるよりは同じ病院へ通おう
と覚悟を決めていたのです
私はその病院へどうにか通うように仕事や予定を調整しようと思っていたのです
(なんならマンスリーマンションを借りたりしてどうにかやっていこうとまで考えていました※旦那さんと相談済みで)

それなのに
『不妊治療する病院はお住まいのこのHPの治療実績とかも載せているところがいいと思います』↓
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/teate/josei/shitei.html

ちょうど横浜市に住む予定だったので👆
市や区で出してくれている一覧表がそれぞれであるみたいです

そう言われ、そもそもその病院へ通うという話は最初からカットされたのでした

その時点で、ん?と違和感を感じた私

違和感のままにせず突っ込んで、『いやどうにかして来れるなら来ても大丈夫ですし、確かそうやって県外からでもここに来ている患者さんが他にもいると聞いてますが』と臆せず聞いたのですが

『治療されるなら奥様が"毎日"来るようになることですし、普通に考えて無理かと思います』

なぜかそう最初から決めつけられてしまったのです
あとでわかるのですけど、実は"毎日"というのは流石に嘘だったそう😇
初めてなことなのでわかるはずはありませんでした

そして

凍結した細胞を病院間で移動するのは本人で行ってもらうという決まりがあり

旦那さんの精子はそこにあるものがこの世に残っている最後のものだったので

『移動するのはリスクありますよね?』

とも聞いたのですが、

『そこは自己責任ですから、こちらもそう言われましても困ります』

とピシャッと言われてしまいました🙄
カウンセリングってこういうもん?とただただびっくりしました

この時点で
ここで治療してもらっても今後寄り添ってくれないだろうという予感と旦那さんがこの間一切会話に入ってこず静かにしているのをみて、私の中でも諦めがつくのです

カウンセリング1時間の枠と言いながら15分程度で会話は終わりました…というか話すことがもうなかった😇

とりあえずここで治療してやってみましょうという雰囲気もないし、なんなら出ていってほしい感じしかしなかったので部屋を後にし待合室の廊下を歩く最中に

『ごめん、ここで治療お願いしたいと思えなくなったので違う病院に細胞を移してもいい?』

と聞くと間髪入れずに

『そうしよう。
手術した時の記憶が残っていて来るたび嫌な気分になっていたんだけどやっぱり移動は怖くって
僕の代わりに移動するリスクを聞いてくれたのに向こうから突き放されちゃったね…』

そう返ってきたのです

のちに教えてくれたのですが、旦那さん曰く担当医の先生の対応に思うところがあったらしく、やはりこの病院で治療続ける必要はないと判断しました


次回へ続く🫡

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