刑務所での生活 ~刑務所でもらえる薬について~
はじめに
以前刑務所で病気になったらどうなるのかというお話をしました。
今回は刑務所で貰える薬のお話をします。
刑務所で貰える薬
刑務所で貰える薬は大きく分けて二種類があります。
ひとつは医務検診で医者からもらう薬です。
頓服の痛み止めや眠れない受刑者が飲む睡眠剤がこちらに含まれます。
そしてもうひとつは職員が管理していて、飲みたいときに貰う常備薬です。
今回は常備薬についてくわしくお話します。
常備薬として貰える薬
常備薬として職員が管理している薬は以下のとおりです。
・痛み止め
・風邪薬
・アレルギーの薬
・便秘の薬
・下痢止めの薬
正直どれもあまり効きません。
本当に気休め程度の薬です。
常備薬の貰い方
常備薬を飲みたいときは、願せんを書きます。
工場で書く本格的な願せんでなく、簡単なものです。
工場に出役しているときは、担当職員に申し出ると願せんを書くことなくもらえます。
常備薬を飲むときの注意点
常備薬は3日連続で飲むことができません。
また一日で飲める錠数も決まっています。
違う職員に申し出たからといって、ルールを守らず申告をすると、薬を管理する職員が把握していますので、虚偽の申告となり調査の対象です。
まとめ
今回は刑務所で飲める薬のお話をしました。
本文でも書きましたが、薬は気休めです。
飲んでも効かないという職員がいるくらいですから。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
この記事について、もし質問点や疑問点があれば、コメント欄に質問して頂ければ回答します。
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