刑務所での生活 ~冠婚葬祭について~
はじめに
受刑生活をしていると、家族や友人知人の冠婚葬祭が行われることがあります。
今回は受刑者の冠婚葬祭についてお話します。
受刑者は冠婚葬祭に出席できるの?
受刑者は冠婚葬祭に出席することはできません。
結婚式については時期を決めて行うのでなんとかなるかもしれませんが、身内の不幸は時期を選ぶことができません。
刑務所の結婚式に関する配慮
結婚式に関しては、受刑の開始時期をある程度配慮してくれるという話を聞いたことがあります。
受刑生活が始まってしまったら、参加することはできません。
しかし、例えば被告人の立場で保釈でシャバに出て、結審までに結婚式を行うことができます。
また、結婚式の日取りに合わせて結審を多少であれば延期することもできるのではないでしょうか。
また、結審してからも、上告するなどして、受刑開始を伸ばすこともできます。
刑期が長い場合はそのような方法で、受刑開始前に結婚式に参加することはできます。
受刑生活中に身内に不幸があったら?
受刑生活中に家族に不幸があった場合は、葬儀に参加することはできませんが、工場を休むことができます。
会社でいう忌引きのようなイメージです。
血族3親等以内などといった制限があります。
やはり受刑生活中に身内を亡くすことは、精神的につらいものです。
手紙や面会などで、不幸を知らせる連絡が入った場合は、偉い職員に呼び出されて話をします。
雑居で生活している受刑者は、落ち着くまで独居で生活できる配慮をしていました。
まとめ
受刑生活中に親を亡くしてしまう受刑者がいます。
やはりなんとも言えない気持ちになります。
本人は本当に情けなくなります。
そのような後悔をしないためにも、刑務所に関わらないように生活をしてほしいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
この記事について、もし質問点や疑問点があれば、コメント欄に質問して頂ければ回答します。
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