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就職偏差値は人を幸せにしてくれない

私が就職活動を始める前は「大手だったらどこでもいい」と思っていました。給料も高いし、チヤホヤされるし、世間体はいいし、なんてことを考えていました。そして、出来るだけ人気企業ランキング1位の企業、就職偏差値が高いところに行こうとしていました。そう考えるのも無理もありません。何故なら、他の人が行きたいということは、ある程度しっかりした会社であり、世間が考える「幸せ」を体現できる可能性があるからです。

しかし実際に就職活動をしていく中で、自分の中にも大切にしたい価値観というものがあり、必ずしも偏差値が高い企業が私にとっての幸せを体現してくれる訳ではないということに気付きました。私はどちらかというとワークライフバランスを大切にしたいと考えていました。というもの、大学生活を通じて自分が自由に使える時間があるということのありがたさを実感したからです。また、転勤が無いということも重視していました。個人的には転勤は嫌いです(笑)

仮に就職偏差値が高い、皆からちやほやされる企業に行っても私が必ず幸せになることが出来るわけではなでしょう。皆からチヤホヤされるのはせいぜい大学卒業後までで、実際に働くのは自分です。私もいわゆる「大手企業」から複数内定を貰いましたが、今考えると「心の底から働きたい」と思える企業ばかりではありませんでした。

しっかりと自分と向き合い、大切にしたい価値観を他人軸ではなく自分軸で考えることが大切なんだなと思います。

ここまで就職偏差値を批判的に見るような内容を書いてきましたが、私自身も就職偏差値が高めの会社を目指すことは悪いことではないと思います。給料もそこそこ高く、福利厚生も整っています。しかし最後は、自分の価値観と向き合って、「自分が働くとしたら?」ということを考えてキャリアを選択してほしいです。







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