どうすれば届くの、この想い
2023年がスタートしました。
今年のお正月のスタートは、ある意味節目になる様な時間から始まった。
だからという訳ではないけど、年末のNHK紅白、年が明けてのテレビCMを見ていると、発信そのものに世の中の潮目を感じて仕方がない。
若きシンガー達は、今までにはない複雑な想いを唄う。
「あー理解できるわ」なんて簡単には言えない難解さ。
テレビCMも、字面が長いものが多く理解に一瞬止まる。
コロナ渦で、語彙が限られ、発言内容がある意味制限され、画一化された反動なのかも。マスクや、ワクチン、行動制限など一種の群集心理疲れかな。
もういい加減この数年間の「理不尽」を振り捨てて、次の時代を全速で走りたいと思ってる。新鮮な思いに触れてみたい欲求でカラカラなので嬉しい。
そして大切にしなければいけないのは、そこにちゃんと心があるという事。
蓄積されて行くSNS発信の時間的量が、リアル時間を越えて行くであろう昨今。SNSの中に放ったもうひとりの自分は、リアルな私以上に存在感を増すのでは無いかと危機感を感じる。
だからこそ、自分の中の「本当」に向きあい、丁寧に心をのせて伝えて行きたいと強く感じた。
世界は広く、多様で優しい。
どんなに難解で複雑であろうと、「本当」はきっと誰かに届くはず。