
【付喪神新規軸】「(高自機)⑨ぬえ採用型妖怪付喪神」の可能性と現環境へのアプローチ
導入とこのデッキを作る事になった経緯と解説
関西公認大会お疲れ様でした
ベスト4入りになりましたさとロリです
突然ですがまず付喪神と言えば何が思い浮かぶでしょうか?
付喪神単?付喪神天狗?⑥妹紅や⑨妹紅、もこリザなどの守護札飛ばしながらアドを取る構築?②上海人形採用構築?
まぁ今は結構比較的付喪神天狗や妹紅系統のデッキが主流ですかね
そんな多種多様な付喪神がある中ある自分は一つの構築に辿り着きました
それは「(高自機)⑨ぬえ採用型妖怪付喪神」という型です
自分は⑩幽香妖怪軸を回していてある動きに気づきました
②こいしと③、⑧さとりを利用して⑨以下妖怪札の回収をしながらひたすら手札に戻す動きです
そして第2回タッグマッチ戦にて芳養さんとタッグを組むことになり芳養さんのデッキのこがもこインフィニティについて少し話もしました
この事から妖怪と付喪神案外相性合うんじゃないかと思って構築を作ってみた所気持ち悪い構築が出来上がりました
デッキサンプル

(2024/12/1 関西公認大会使用デッキ)
付喪神は⑩小傘以外で4、5枚採用安定
付喪神は基本的に回避でしか発動しないのでどうしても攻撃は弱くなります
そして守護札弾幕にも弱いのが分かりやすい特徴です
その弱点を極力減らした形がこのようなデッキになりました
何を隠そうこのデッキのメインアタッカーは⑦、⑨ぬえなのです

何故に⑨ぬえ採用をしているかと言うと⑨ぬえの代償で手札の1枚と入れ替える形でランダムで1枚捨て札に送りますが捨て札に付喪神が居る状態で⑩小傘が代償で捨て札に落ちると実質代償無しで手札に戻せる動きが取れて攻撃後に自身は効果で手札に戻るので相手札撃破or回避を含めて±0〜+2アドの動きが出来ます
⑨ぬえの代償で②こいし落ちた時にあえて高数値札を攻撃して回避されると自分ターン終了時相手の盤面が埋まった状態で②こいしが発動するので②こいしが手札に戻り1アド取れるという裏技的な事が出来る
(高難易度テクニック)
しかも②こいしが代償で落ちた時点で+1アドは確定します

代償で捨て札に送るのは基本⑨以下なので手札内での数値アドは取れます
(⑨打点という中打点で殴れるのは普通に強い)
⑨ぬえは代償と効果的な所で見れば⑪スカーレット姉妹の下位互換もとい代償がややキツい廉価版ですが数値的な所で見れば⑨妹紅と近い事をやっているように見えます
しかし⑨妹紅は空き守護エリアの盤面内でしか移動出来ませんが⑨ぬえは一度手札に戻せるので配置バレは多少なり緩和出来ます
⑨ぬえは他手札に戻る札とは違い手札に戻るタイミングが唯一遅いのです

こいつ居るだけでこのデッキ普通に止まる⬆
でも対策札自体は無い訳ではない
ですが⑩リグルハンデスは避けれません(泣)
(そこの所実際に言われないと難しい所ではある)
回避判定後に戻る札はまだハンデス食らうのも分かりやすいのですが守護フェーズ開始時まで(①むしみこの蘇生も同じく)は⑩リグルは盤面にギリギリ残っているので分かりにくいですがハンデスは食らってしまいます
素直に効果使わず殴るのが案外良いかもですね
(⑩小傘引いたらハンデス無限ループと化すから嫌なんだけど)

⑦ぬえは⑩小傘で使った裏向き付喪神札を表向きに戻す役割が主です
捨て札の裏向きを表向きにするという効果の関係上妖怪札も裏向きになっていれば戻す事が出来ます
しかも攻撃時に数値も上げれるだけでなく捨て札メタ対策にもなっているので良い事ばかりですね
基本的に⑦、⑨ぬえで攻撃する事により中数値以上で攻撃を繰り返せます

③さとりは⑨ぬえでの代償によって妖怪札が落ちた際や妖怪札での攻撃後に②こいしを使って回収するのが主です
③さとりの回収先数値が⑨までなので万が一アタッカーの⑨ぬえや⑦ぬえが落とされてもすぐに回収する事が可能な形なのがまた強いです
(もちろん③さとりコピー枠で⑧さとりも採用している←一応⑤八橋などもコピーは出来る)
※デメリットはあるけど一応⑩小傘捨て札送りもやれますがまずやらないので考慮しないで良いです
地味に付喪神回避の④こころに注目すると③さとりと入れ替える形で盤面に表向きで置き直す事が出来るのが恐ろしいです
(発動出来るタイミング限られそうだけど)
まぁ自機は⑫自機なんですがあえての⑫大ナマズvs美鈴を採用してます
高自機メタでもあり自機採用するのは悪くないでしょう
個人的にそれを使いたいだけなので⑫自機であればなんでも良いです(諦め)
(まぁ…2024年9月京都ミニ大会にて⑫大ナマズvs美鈴自機で使った事あるんですけどどうなんですかね)
デッキの有利対面等や現環境へのアプローチ、デッキを作るに至った参考デッキ
改めてデッキ説明が終わった所で言いますが純粋にこのデッキは手札アドしか見ていません
不確定要素があるけどしっかり決まれば強いし特段蟲に頼る必要も無ければリーサル札も要らないし勝手にアドを取ってくれるので手札はほぼ減らない状況は作れます
⑨ぬえが基本的に倒されない事が前提となる為盤面配置がかなり難しいです
特殊能力札(②こいし、⑩小傘)と⑨ぬえの手札に戻るタイミングがそれぞれ微妙に違うので結構ややこしかったりします
②こいし→(攻撃、回避)スペルによって自分手札から捨て札に送られた(自分、相手)ターン終了時の発動の処理後
⑩小傘→手札があり捨て札に行った瞬間
(守護エリア、手札→捨て札→再度手札へ)
⑨ぬえ→攻撃後の守護フェーズ開始時
(③さとりによる捨て札回収も含め)
とは言っても相手の構築を読んだ上で初期配置はしないといけません
《デッキ対面》
(⑫自機やデッキレシピによる有利対面の多少の変動はあり)
[不利]
⑫特殊③映姫、⑫特殊勝利、③映姫ワンショット、⑩幽香妖怪軸、⑧紫妖怪軸、純悪魔(③小悪魔⑫スカ姉妹型)、⑩自機天狗単
[微有利〜互角〜微不利]
魔界ワンショット(④⑤⑧仙人)、⑧紫人間軸もこリザ・⑫咲夜、⑦秘封人間軸もこリザ、悪魔もこリザ、⑩アリス人形・魔術師、③霊夢・④バカルテット裏向き活用軸、付喪神(混合)ミラー、サグメ、秘封天狗、低数値自機天狗、妖怪悪魔、純幽霊(萃夢想Remake⑩妖夢採用軸)、純魔術師、(種族ハイランダー)グッドスタッフ、イニシエ、捨て札メタ構築、百々世リーサル、⑪文霊夢
[有利]
回避軸、①饕餮②萃香⑨残無妖獣・鬼自機入れ替え、⑫チルノ妖精単
Next⑩チルノ妖精軸
確実に有利対面取れるのは少ないけど微有利〜微不利までは勝てる可能性は全然ある
手札アドデッキの宿命上グレイズは起きやすいので気をつけましょう
(このデッキは⑧こいここ採用してないので移動系が無い上、⑨ぬえにプレイングをかなり左右される)
不利対面はあるにはありますがほぼ弱点は無いと言って良いでしょう
かなり完成された妖怪付喪神だと思います
妖怪オリエンタルでの妖怪だけでなく別方面での強化が著しいですね
後③、⑧さとりの捨て札両落ちや⑦、⑨ぬえが捨て札で裏向きにされたり⑨ぬえの代償で②こいしや⑩小傘が変に捨て札に落ちると事故りやすくなります
(捨て札で裏向きにされるのは手札に⑦ぬえさえ居ればどうにかなるので)
多分このデッキ⑦ぬえ入れた奴なら上振れれば無限耐久出来るんじゃないかな
(必ずそのムーブがやれるとは言いきれない)
対ハンデス構築に対しては②こいし、⑩小傘とかいう鉄壁の守りが強いのは明確ですね
相手の②こいしなどに対してほぼ影響を受けないけれど相手に対して嫌がらせしかしないデッキだと思います迷惑極まりないですね
現環境へのアプローチとしては環境内のある程度のデッキを無力化に近い形に出来るのでかなり脅威だと思います
このデッキに対する対策も難しいので相手側はリソース勝負に持っていっても困難を極めます
しかし苦手札として③慧ノ子(⑨ぬえ処理)、③神奈子、④フラン、⑩リグル、⑩ナズーリン、⑫村紗などが挙げられます
後⑨神子や②輝夜妹紅の盤面ロックは比較的刺さりやすいです


面倒くさい事するなよ(③神奈子)



使用難易度は多少難しい方ではありますが付喪神が大好きな人にはとても堪らないと思います
デッキ改良の余地自体はあるかもしれないんですがこの時点でかなり高水準なので弄る所はあまり無いと思います
(①〜⑩は大方ギミックとして完成してるので⑪、⑫を弄るぐらい)
このデッキの参考デッキとしては⑩幽香妖怪軸、芳養式こがもこインフィニティ、先駆者の付喪神天狗辺りの要素を取り入れてます
②③⑧の妖怪軸コンボ、⑩小傘を利用して攻撃札も手札に戻す動きの芳養式こがもこインフィニティ、耐久特化の付喪神天狗みたいな感じですかね
まぁ⑩リグルが変に出て来なきゃ悠々と回してやれるので現環境メタ構築にもなりますね
ですが手札調整がめちゃくちゃ難しいのでかなり技術力&祈祷力が必要なデッキになっています

〈⑨ぬえがマイナー札故に無限の可能性を秘めた⑩小傘特殊能力利用の手札アド特化デッキ〉
デッキ性能
デッキ名:こがぬえインフィニティ
(元々自分でこれ付けるつもりだったけど第8回公式大会の芳養さん準拠)
種別:妖怪ステロイド×付喪神手札アド
(妖怪付喪神グッドスタッフ)
<性能>
攻撃力:★★★☆☆
防御力:★★★★☆
安定性:★★☆☆☆
奇襲性:★★★★☆
終盤力:★★★☆☆
扱いやすさ:★★☆☆☆
安定性は下振れあっても並大抵のデッキよりは粘れる
扱いやすさは低い(不確定要素含む)
⬆上振れ入って★★★☆☆かな
唐突な⑨ぬえ「|ω・`)ノヤァ」
個人的備考欄(個人的なデッキを回してみての感想含む)
・回避軸もびっくりのリソース回収
・攻めと受けどっちも強いので実質サグメみたいなもん
・手札アド特化だから回すの簡単やろと思ってたら大間違い
(妖怪②③⑧と②⑨⑩のデッキ特有のコンボを分かってないといけない事に加えて結構相手盤面読みや⑨ぬえ代償によるプレイングの立ち回りがだいぶ難しい)
・どんなデッキ相手でも無限の勝ち筋と負け筋がある
・③さとりの同種族⑨までの回収先を上手く利用しつつ手札アド特化でリーサル札を入れない構築作れるんですね
・案外楽しいぞこのデッキ
(安定して勝てるとは言っていない)
・それなりに高打点で殴れるとはいっても限度がある
⑩は⑦ぬえの裏向き捨て札を3枚表向きにする事で倒せる可能性はある
(⑪⑫の高数値札を倒す手段が無さすぎる)
・⑨ぬえ流行れ()
・同型ミラーが起きると普段考えない変な読みが必要なので思いのほか面倒→ただでさえ⑩幽香妖怪軸ミラーでも面倒くさいのにガチ沼始まる
(互いに回収し合うので如何に③⑧踏まないかゲーになる)
・芳養さんデッキ回しに付き合ってくれてありがとう
⑨ぬえ妖怪付喪神アド計算《完全版》
【需要あるかは知らね】
[]⋯ターンプレイヤー側
{}⋯条件提示
変数は基本{1<x} (1以上)
札の攻撃、発動回数は{0<x}(0以上)とする
(⑨ぬえ攻撃回数+⑦ぬえ攻撃回数{1枚以上表向きにする}+⑩小傘発動回数+②こいし発動回数+⑤八橋発動回数+③さとり発動回数+③⑧ループ数{0<x}+[自分]相手撃破数+[相手]自分回避数)-([自分]相手回避数+[相手]自分撃破数+⑨ぬえ代償手札損失)=総合アド
手札調整が難しいので計算式出してみたんですが思いのほかややこしい計算式ですね