【CCNA用語】QoSを実現するためのアーキテクチャについて [IT用語の発信]satoの学び場 2023年3月31日 21:39 こんにちは!🏙satoです(^^)今日の学びは、『QoSを実現するためのアーキテクチャ』についてです。QoSを実現するためのアーキテクチャは大きく3つ挙げられます。それは、●ベストエフォート●IntServ●DiffServの3つです。一つずつ解説していきます。『ベストエフォート』とは、●英語で「Best Effert」、日本語訳で「最善の努力」という意味です。●ネットワーク通信に際して、最善の努力は尽くすが、必ずしも十分な品質は保証しない通信のこと。●QoSのデフォルトの動作で、パケットの優先順位などは考慮せず「先にきたものを先に出す」という処理を行います。●ベストエフォートは「UDP」で使用され、信頼性の確保は行わない通信となります。『IntServ』とは、●「Integrated Services」の略称で、日本語訳で「統合サービス」という意味です。●フローが必要とする帯域を、RSVPというプロトコルを使用して、送信元から宛先までの各機器で帯域をあらかじめ確保するアーキテクチャのこと。●複数のアプリケーションで品質確保が必要となった場合に、各ルータでその情報を保持しなければならず、規模が大きくなるとRSVP自体が負荷となる、複雑で運用しづらいといった理由からほとんど普及していない。『DiffServ』とは、●「Differentiated Services」の略称で、日本語訳で「差別化されたサービス」という意味です。●「スイッチ」や「ルータ」などの各ネットワーク機器が、パケットの優先順位に基づいて区別して転送処理を行うアーキテクチャのこと。●あらかじめ転送元から宛先までの帯域を確保するのではなく、パケットに設定されている優先度に従って、転送処理を行う各ネットワーク機器がパケットを処理していきます。●広く採用されているQoS方式であり、一般的にQoSといえば「DIffServモデル」のことを指す。●DiffServモデルでは「①分類②マーキング③キューイング④スケジューリング」の順番で処理さらます。最後まで読んで頂きありがとうございます😊もしブログが良かった方は「フォロー」や「いいね!」をして頂けますと嬉しいです!また明日もIT用語を発信していきますのでお楽しみ〜👋 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #IT #IT用語 #ccna #アーキテクチャ #ccna用語 #QOS #ベストエフォート #intserv #diffserv