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【CCNA用語】QoSを実現するためのアーキテクチャについて

こんにちは!🏙
satoです(^^)


今日の学びは、
『QoSを実現するためのアーキテクチャ』
についてです。


QoSを実現するためのアーキテクチャ
大きく3つ挙げられます。


それは、

●ベストエフォート
●IntServ
●DiffServ


の3つです。


一つずつ解説していきます。

『ベストエフォート』とは、

●英語で「Best Effert」、日本語訳で「最善の努力」という意味です。

ネットワーク通信に際して、最善の努力は尽くすが、必ずしも十分な品質は保証しない通信のこと。

QoSのデフォルトの動作で、パケットの優先順位などは考慮せず「先にきたものを先に出す」という処理を行います。

●ベストエフォートは「UDP」で使用され、信頼性の確保は行わない通信となります。


『IntServ』とは、

●「Integrated Services」の略称で、日本語訳で「統合サービス」という意味です。

フローが必要とする帯域を、RSVPというプロトコルを使用して、送信元から宛先までの各機器で帯域をあらかじめ確保するアーキテクチャのこと。

●複数のアプリケーションで品質確保が必要となった場合に、各ルータでその情報を保持しなければならず、規模が大きくなるとRSVP自体が負荷となる、複雑で運用しづらいといった理由からほとんど普及していない。


『DiffServ』とは、

●「Differentiated Services」の略称で、日本語訳で「差別化されたサービス」という意味です。

「スイッチ」や「ルータ」などの各ネットワーク機器が、パケットの優先順位に基づいて区別して転送処理を行うアーキテクチャのこと。

●あらかじめ転送元から宛先までの帯域を確保するのではなく、パケットに設定されている優先度に従って、転送処理を行う各ネットワーク機器がパケットを処理していきます。

●広く採用されているQoS方式であり、一般的にQoSといえば「DIffServモデル」のことを指す。

●DiffServモデルでは「①分類②マーキング③キューイング④スケジューリング」の順番で処理さらます。


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