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雑記

こんにちは。佐藤です。

Clubhouse流行ってますね。その現象についてちょっと思ったこと。

まず大前提として、まだ出てきたばかりのツールなので、いろんな使い方があっていいと思うし、その中からこのツールの「在り方」みたいなのが見出されるんだと思います。開発者の意図があってもどう使うかはユーザーに委ねられるのがツールの在り方だし。

「流行っている」と言うことからも、ポジティブな受け入れられ方をあちこちでされていることがわかる一方、ネガティブな印象が結構出てきているように感じます。

実際のところはわからないし、それも戦略だよなぁと思うんだけど、招待制という特色をうま〜く活用して、流行らせたい側の人たちが、自分のブランディングのためにユーザーを増やしている(人もいる)、そんな印象を、最近持ちます。

SNSというものは興味のある人同士がつながるから、新しい出会いがそこから生まれることに価値があるのではないかと思います。そんな中、必ずと言っていいほど、Clubhouseを開くと目につくのが「フォロワーを増やすことだけを目的としたルーム」。もちろん会話はなし。それClubhouseでやる意味あるーー?と思う。もちろん使い方はユーザーの自由だし、そういう使い方もあるのかー、頭いいなとかも思うけど。

あとより気になるのが、こういうツールって、さまざまなユーザー同士の距離感を縮めるために寄与することがメリットだと思うんです。たとえば有名な人とかともある意味対等に対話できる、対等に話す土俵にあがれる可能性があること。でも、蓋を開けたら「スゴイ人同士が話していてそれを周りはただ聞いている」という図がある。表現はちょっとどうかと思うけど、結局は神々の対話を下々がただ聞くという構図がそこにはできている。

もちろん、意図せず上記のような構図になることはあると思います。そういった仕組みのツールだし。ただ、意図的に、そういう場を作って自分のブランディングに使っている(人もいる)ように見えてならないんだよなぁー。何度も言うけど、もちろんそういう使い方はダメなわけじゃないし賢いとも思います。結局は好きかどうかになるんだけど。

しかも話されている内容は雑談ベース(そういうツールだし)。いつでも聴き始められる代わりに何の話をしているのか全体像はわかりにくい。スゴイ人たちの話だったらちゃんと最初から聞きたいから、オンラインセミナーとかの方が内容はよくわかるんじゃない?と思ったり。

某YouTuberが言っていたように、オーディエンスと本当に関わりたいんだったら、YouTubeLiveとかZoomのチャット機能使ってやりとりした方が目的にあってると思う。

何にせよ、これは勃興期のいろんなモノが生まれる側面だと思うので、このツールがどういう在り方に着地するかは、この熱が覚めた頃にわかるんだと思います。

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