広がるスパイスの香味、浮き上がる鶏、豚の柔らかな旨味、フィニッシュを彩るガーリックの香ばしさ…そのシルエットの華やかさに負けない美しき風味のアンサンブルが感動的な時間を楽しませるペペロンチックな一杯。
それにしてもシンプルかつ美しいラーメンですこと…(*´▽｀*)

前回、御品書きを紹介した絶品拉麺がこちら。一週間で三度も頂いてしまいましたｗ
透明なたまり醤油を使用した金目鯛のスープを紙鍋で熱しながら頂きます。醤油の試飲→先付け「香の物３種」→ラーメン（途中、生醤油による味変あり）→焼きおにぎりで雑炊→白たまりを使用した水菓子の順で頂きます。

若い職人さんによる初めてのオリジナルラーメンが提供されました。カウンター越しに彼の成長を見守ってきた僕としては、本当に嬉しい一杯でした。そしてその味わいに師や暖簾の世界観が凝縮されていたことがとても嬉しかったです。しかも創造的かつ激ウマです。これ、見た目に反して濃厚豚骨なんですよ

本日のディナーは鯖をテーマとしたラーメン。
まずは前菜から頂きます。

前回の前菜のお寿司に続き、今度はデザート。今週訪問した別のお店でラーメンの〆として提供されました。醤油をコクに深みのある香味豊かなカラメルの様に、麺をフレッシュで食感に張りと弾力のあるタルト生地の様に表現し、ラーメンをデザートに仕立て上げます。醤油の可能性を表現する演出に大感激！

5種類のチーズらぁ麺（白湯）
淡麗が芸術観で食べ手を支配する美しき風味の展開を魅力としていたのに対し、白湯はよりポップに愛くるしくも落ち着いた美味しさ。チーズがコクに張りを与え、風味に軽やかさを演出します。美しい絵画に優れた額が必要な様に、美しさの行き届くこのお店ならではの一杯！

個人店のラーメン屋さんがテレビCMを出すって珍しいですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=BX12kg6b24I&feature=youtu.be
というわけで、CMの一杯を頂いてきました。
麺の量は5段階ありますが、自信のない僕は一番少ない並盛です。
美味しかったです。
まさにジューシーという言葉の似合う一杯でした！

お久しぶりです。バレンタインシーズンなので鶏の宝石箱という名前のラーメンを頂いてきました。２杯もねｗ

美しさを愛でながらスープを頂きます。
するとそこには清湯とは思えぬ旨味の濃厚さ！！

口当たりに鶏油の味わいが舌を包み込み、笑顔柔らかな母親の優しさを思い出させるような表情がすっと舌へと、そして心にと染み渡っていきます。
そして鶏の温かみゆっくりと舌の上で丸みを帯びながら実体的に浮かび上がると、鶏の味わいが甘く口の中に香り立つのです。

そしてここから広がる鶏のスープ（出汁）が、まさに絶品！！
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