【2022年度版】教員採用試験突破!一次試験1ヶ月前にやること3選!
おはこんばんにちは。こうです。
いよいよ今年も1ヶ月前に差し掛かってきました。
今回は,教員採用試験一次試験1ヶ月前にやるべきこと3つについて話していこうと思います。
1. 過去問で都道府県独自問題について確認する
まずは,受ける都道府県の独自問題について確認します。例えば,去年の東京都の教職教養の問題では『東京都公立学校における教員の人材育成や研修について』や『東京都の教育事情について』の出題があります。では,実際に解いてみてください。
できましたか?
こんなふうに,一般の「30日完成」的な問題集には載っていない問題がいきなり出る可能性があるので,自分の受ける都道府県の過去問をチェックするのは絶対必要です!
もし,過去問でそのような問題が出ている場合は,協同出版の「過去問シリーズ」をやる必要があります。残り1ヶ月ですので,すぐにポチることをおすすめします。
2. 教職教養を固める
都道府県独自問題の有無を確認したら,次にやることは「教職教養」を固めることです。私は,一般教養はテキストを一周さえしておけばできちゃうと思っています。逆に一般教養ができなかったら,教職教養はもっとやばいはず。。。
では,どうやって固めるか。
今のあなたのステータスを確認します。
Lv.1 教職教養のまとめテキストを一周している
Lv.1のために必要なアイテムは,教職教養のテキストです。
おすすめは以下にリンクを載せておきます。
完璧じゃなくていいから1周することがLv.1の条件です。
Lv.2 教職教養のまとめテキストを1周して出てきた苦手分野を把握している
これが大事なんですが,やっぱり暗記科目なので,1冊覚えなきゃいけません。でも,人によって覚えずらい分野ってありますよね。そこをまずは把握することが得点が伸び悩んだ時にこそ必要な処方箋です。苦手分野を炙り出し,各個撃破していきましょう。
Lv.3 教職教養の苦手分野を2つ以下まで減らせた
そして,Lv.3に到達するころには苦手分野が2個以下にまで減っていると思います。ここまでくると得点率は大体6割くらいになると思います。合格率をもっと上げたい人は,Lv.4に進みます。
Lv.4 「教職教養の演習問題」or「教職教養の過去問」を1周している
これをやるのとやらないのとでは,雲泥の差です。ぜひ,このラスト1ヶ月間に実践して欲しい内容です。
まずは,教材説明。
↑この「教職教養の演習問題」は,2冊目の教材としておすすめの教材です。おすすめポイントは,単元ごとにまとめページがついていることです。単元の演習問題を取り組む前に,単元のポイントを押さえてから演習に取り組めるので,インプットとアウトプットのサイクルを作りやすいという利点があると思います。
↑次に,この問題集は,はっきり言って『最強の問題集』です。
私が最強の問題集だと思う理由は,3つあります。
まず,この問題集の最大の特徴が全国の都道府県の教員採用試験の過去問集であることです。これは,結構すごいことで,先ほど東京都の過去問テキストを紹介しましたが,普通は過去問テキストは1つの都道府県につき2,000円くらいします。しかも,過去問の年数もそんなに多くありません(3年分とか)。でも,この問題集は,1冊で北海道から沖縄までの過去問を網羅しています(一部ないのもあり)。なので,過去問を都道府県の数解くことができるんです。場数をこなしたい人にうってつけです。
また,この問題集はすべて2021年度の過去問で構成されています。皆さんも,過去問を遡っていたら,「あ,これ昔の問題すぎてわからん」とか「あれ,この法律って改正にならなかったっけ?」って思ったことあると思います。
1つの都道府県に絞って,過去問の数を増やしていくと,年数を遡るしかないので,そういった不都合が起きやすいです。(最大の敵は,学習指導要領の改訂)
でも,全部去年度の過去問ならその心配もないです。しかもやっていけばわかるのですが,最近出題されやすいマニアックな分野ってのが見えてきます。※最近では,「教育答申」とかでしょうか。そういった,全国の傾向を掴むと,今教育現場で起こっている課題や求められている能力なんかも推察できると思います。
最後に,分量ですね。このテキストは,正直やっててつらいです。笑
やってもやっても減らないといった錯覚に陥ります。なんて40以上の過去問が詰まっているわけですから。。。過去問40個以上を解くだけでも相当な時間がかかり,間違った問題の確認やインプットのし直しを含めるとさらに膨大な時間を使うかもしれません。
しかし,それが皆さんの力となります。やはり,演習というアウトプットなしでは教職教養の正答率を上げていくのは難しいです。わかりずらい選択肢や引っかけのような問題をいかに取捨選択し,正しい正答ができるか。それは,やはり実践問題で経験値を積むしかありません。やりきれば,本当に90%以上の正答率が見えてきます。絶対に正答率が飛躍するので,ぜひやりきってください。
3. 試験時間を意識して過去問を解く
では,最後になりますが,過去問を解く時に意識して欲しいことは,「試験時間を想定して解く」ことです。教員採用試験の試験時間は意外に短いです。選択肢の分量も多いですし,結構スラスラと解いていかなければ最後の方の問題で苦しくなります。時計を見ながら,ストイックにやりましょう。
理想は,5分ほど余すこと!マーク式の問題だと段ずれは致命的なミスになります。本番を想定して,見直しの時間を確保できるように解く練習をしましょう。
4.最後に
教員採用試験の勉強は,大学受験と違って科目が少なくてなかなか退屈に感じるかもしれません。特に,私は教職教養の勉強がなかなか苦痛でした。でも,今日紹介した過去問などを使ってゲーム感覚で演習をたくさん混ぜ込んだことで,飛躍的に得点率を伸ばすことができました。(当日満点)
なので,皆さんもぜひ頑張ってください。教育現場に皆さんのような熱意のある優秀な人材が来ていただくのを心待ちにしております。
おしまい。
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