
【ゆかしきもの】「いかり肩の人は和服が似合わない」は嘘!肩を美しく見せる浴衣姿のポイント
こんばんは。着物コーディネーターさとです。
先日こんなご相談を受けました。
「私はいかり肩なので、和服が似合わないって言われるんです」
な、なんだって!?けしからん!!
と個人的には思ったのですが、
(寸胴な人は着物が似合う、等を他人に向かって言うのは
立派な体型ディスだと思っています)
確かに「肩の形をキレイに見せる」着付けには、
ちょっとコツが必要です。
現代人は、肩の形が綺麗な角になっている人も多いですよね。
肩の角度って骨格で100%決まるので、
食文化の欧米化や遺伝、色々な要素が関係しています。
肩の形はその人の個性!という事です。
今日は肩が角型の方を想定して、
肩が美しく見える着付けの記事を書いてみます。
着物のトルソーってすごく肩がなだらかなので、
今日は少し補正して、
現代人の骨格に寄せて着付けをします。
肩のラインを水平に近くしてみました。
ちょっと左右差があってすみません・・・
ちなみに、肩の角度は水平に近い方が「標準」とされているっぽいので、
本来こういう肩の形の人が多数派なんじゃないのかなぁ、
と私は思います。
①角型の肩が目立ってしまう着付け
何も気にせずに着付けをすると
こんな形になってしまいがちです。
肩の垂直さが結構目立ちますよね。
これ、実は図形の問題なんです。
ここから先は
1,077字
/
11画像
¥ 800