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【ゆかしきもの】衣紋は「抜く」のではなく「形を作る」
こんばんは。
着物コーディネーターさとです。
前回に続いて、今日も襟元の話をしようと思います。
前回は半襟の出し方の形や着付けについてご説明したので、
今回は衣紋のお話です。
衣紋とは、着物や浴衣を着た時に首の後ろに来る部分のことですね。
うなじがチラリ…なあそこです。
「衣紋を抜く」のが苦手
というお悩みを個人的によく聞きますが、
そもそも衣紋を抜くって何でしょう?
ご説明していきます!
衣紋が「抜けている」とは
ではまず、衣紋が抜けている、抜けていない状況を比較してみます。
①衣紋が抜けている
②衣紋が抜けていない
こうして比較すると一目瞭然ですよね。
何が違うのかというと、襟が首に添っているのか肩に添っているのか、という点です。
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