【レポ】東京国立博物館「博物館でお花見を」に行って来た
こんにちは、着物コーディネーターさとです。
東京国立博物館の毎年恒例の展示、
「博物館でお花見を」に行って来ました。
開催しているのは東京国立博物館の本館です。
(写真を撮り忘れてしまったので、以前来た際の写真を載せます)
この企画展、展示室が限定されているわけではなくて、
桜や胡蝶などなど、春のモチーフのある展示品にキャプションがついているんですね。
本館の展示を見ながら春を探すことができます。
宝探し気分で楽しかったです♪
現在は新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、
日時指定の事前予約制になってます。
HPで予約ができるし、残席確認もできるので、
空いてる時間帯が選べるのも安心ですよね。
決済方法はクレジットカード、d払い、当日現金払いも選択できます。
敷地内に入場する際は、
スマホでQRコードを表示させておいて、
受付の方に「ピッ」ってしていただいて入場です。
検温も非接触の機械でちゃちゃっと終わるし、
めっちゃスムーズでした!
そして本館の入り口にあるのがこの階段。
展示に夢中だと忘れがちなんですけど、
東京国立博物館は建物も重要文化財指定されているんですよ…!
以下は展示品の写真を掲載します。
行った時のお楽しみにしたい方は、楽しみは取って置いて下さいね。
こちらは今回の展示のポスターにも使われている、
「源氏物語図屏風」江戸時代に描かれたものです。
桜が咲いて浮かれるのは平安貴族も現代日本人も同じですね…
今回一緒に博物館に来てくれたコマガリちゃん。
漢服がお好きなのですが、
中国出身のお友達に「え、なんで中国人じゃないの?」って言われたんだそうです。笑
我々はやはり布が好きなので、
圧巻の着物コーナーでは感動しきりでした。
本当に美しかったです…
「振袖 紅縮緬地燕桃牡丹文様」江戸時代・19世紀
「振袖 鶸色縮緬地桜藤菊尾長鳥模様」江戸時代・19世紀
「打掛 白綸子梅菊藤杜若花束団扇紗綾形模様」江戸時代・19世紀
「掛下帯 紫繻子地切紙波梅折枝模様」江戸時代・18世紀
え…刺繍の量が…やば…脳みそがついていかないです……
お化粧道具や硯箱などもありました。
すっごく可愛い…
硯にお月様があしらわれているのが本当にツボでした。
「源氏物語図 初音・胡蝶」江戸時代・19世紀
縁側(きっと名称が違う)を爆走しているのは猫ちゃんです。
平安時代の貴族はもう猫を飼っていたんですよね…
「桜花図」広瀬花隠筆 江戸時代・19世紀
「唐織 金紅段枝垂桜尾長鳥模様」
「小袖 藍綸子地枝垂桜青海波模様」江戸時代・18世紀
余談なのですが、このくらいの時代の着物は、
女性の帯の位置がお腹ではなく腰だったんですよね。
着物も、それを前提にデザインされているのがよく分かりますよね。
そして圧巻の簪コーナーも。
こんな細かい細工の簪は、きっともう作れないんだろうなぁ…
浮世絵コーナーもありました。
この企画展以外にも、根付のコレクション展示や、
雛人形の展示もありました。
あ
いやぁ、本当にすごい!
東京国立博物館は1000円で入場できるのですが、
たったの1000円でこんなにすごい展示品を見られるのは本当にすごい事だと思います。
私は1階のこの壁がめっちゃ好きなのですが、
手拭いが販売されていました。
自分へのお土産に購入しました。笑
オンラインショップでも販売されています。
国立博物館本館の中庭も桜が有名です。
手前の桜は白い桜なのですが、
ちょっとだけ咲いていました♪
(写真を撮るときだけマスクを外しました)
国立博物館は本当に広いので、
歩き易い靴で行くことをお勧めします!!