【ゆかし着物】人体急所に学ぶ「苦しくない着付け」のコツ
こんにちは。着物コーディネーターさとです。
もうすぐ成人の日ですね。
よく「着物って苦しくないの?」と聞かれるのですが、
この原因ってやっぱり成人式の振袖のイメージがすごく強いな、と感じます。
普段着の着物は振袖のように袖が長くない=重くないので、
「紐による締め付け」は振袖ほどではありません。
そしてもうひとつ!
私は主に「紐のポジション」を工夫しているのですが、
今日はそのポイント
紐のポジションの決め方について書いてみようと思います。
人体急所に学ぶ着付けの紐のポジション
私は着付けを覚え始めたばかりのときに
よく「気持ち悪くなって」いました。
後々になってその原因が、
「消化器官を圧迫していたから」だと気が付きました。
そこから人体急所の勉強をしたのですが、
胴体の人体急所をちゃんと外すと、やっぱり苦しくないんですよね。
とても合理的!
というわけで、ざっくり人体急所のご説明もしておきます。
水月=みぞおちです。
電光・月影あたりは、柔道で打撃を与えるとNGな箇所。
明星は下腹部ですね。
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