見出し画像

筋トレで免疫力アップ

今、世間では新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染拡大が深刻なニュースとしてと取り上げられていますが、インフルエンザでは、世界で毎年約25~50万人が死亡、日本では毎年数千人、アメリカでは今シーズンで8千人が死亡したそうです。
インフルエンザも新型コロナウイルスも、予防が大切ですが、最大の防御法は自身の免疫力を強くする事です。
先日、母がインフルエンザで救急搬送され入院した話をしましたが、翌日面会で姉と私が訪ねたのですが、姉は母のインフルエンザをもらってしまい、3日後に発病、高熱で現在闘病中です。
私も病室で一緒に飛沫感染した可能性は高いと思いますが、まったく平気なのは、日頃の筋トレの成果で免疫力が高いおかげだと思っています。
私の自慢は56年間の人生の中で、インフルエンザや風邪の部類で寝込んだ経験が、1日だけあったかな?という位です。これも筋トレを一番サボっていた頃で、もう20年以上昔の話です。
「ちょっとだるいかな?」位はたまにありますが、ビタミン剤飲んで1晩寝れば、翌朝にはスッキリ元気になります。
これは、やっぱり筋トレを継続して免疫力が強いからだと自分は信じています。

免疫で重要なのは、体温が高い事です。免疫細胞は36℃では休眠状態、36.5℃で目覚め、37℃で最も戦闘力が高く、38℃を超えると自身の体力が消耗します。

毎日のように筋トレをしていると、常に体内の筋肉が火照ってポカポカしている感じがあるので、「自分は平熱が高いのか?」と思い、一時期、体温をいろいろ計ったことがあるのですが、意外と平熱は普通で、36.5℃ ±0.2~0.3℃以内 でした。

いろいろ調べてみると、平熱が高いほど健康というわけではなく、最も健康な状態での平熱が36.5℃辺りなんだそうです。
免疫は両刃の剣で、病原体と戦いそれを破壊する過程で自らの組織を傷つける事もあります。健康な人でも免疫が暴走する「サイトカインストーム」を起こすと自身の肺や他の臓器を破壊してしまうのです。平熱が高く免疫が常に戦闘体制でいるより、いつでも戦闘状態に移れる36.5℃辺りでスタンバイしているのが安全(健康)だという事なのでしょう。

「リンパ球」はウイルスや細菌と闘ってくれる免疫細胞の1つです。病気のときに筋肉を分解しグルタミンが増えリンパ球が増えます。ビタミンCを摂取する事で、白血球やリンパ球の働きが活性化します。

免疫力アップに効くビタミンといえば、A,C,Eが昔から定番でしたが、最近は
ビタミンDも免疫に効果があると認められています。
グルタミン(アミノ酸)も筋トレ愛好者には馴染みの深いサプリメントですね。

そして、免疫で重要なのが、腸内環境です。
筋トレをすると腸内環境が良くなる。と、いうわけではありませんが、
筋トレの効果を上げる為には腸内環境が良くなければならないわけで、
その為に腸内環境を良くする努力をするようになる。という意味では
筋トレを習慣にする事で腸内環境が結果的によくなるといえます。

筋トレをしても筋肉がつかない人は、腸内環境がよろしくないから
栄養が十分補給できていない可能性があります。
タンパク質を多くとると悪玉菌が増える事から、筋トレをする人は
意識的に腸内環境を良くする努力が必要です。

腸内環境を良くする方法は、現在は情報が溢れていますから細かな話は
しませんが、私が意識している事は、「発酵食品」をよく食べる事と
善玉菌のエサとなる「食物繊維」と「オリゴ糖」を意識して多く食べる事です。最近は「レジスタントスターチ」を意識して冷たい玄米ご飯もよく食べます。

最後に、過度な運動(フルマラソンやトライアスロン)の直後は免疫力が落ち感染症にかかりやすくなる事が知られています。筋トレもあまり過度にやりすぎると一時的に免疫力が落ちるかもしれないので、ほどほどに。


いいなと思ったら応援しよう!