Windows 2000 on ThinkPad X61 known issues.
こんにちは! 今年も早いもので9月ですね〜
さて、我が家に来て2週間のThinkPad X61ですが、昔のWindows 2000を入れて使う中で幾つか問題が出てきました。(いやOSアップデートせえw)
・パームレストの加熱
これはかなり深刻です。Firefoxでネットサーフィンをしている時、5分足らずで温度が70度近くまで上昇します。これはバッテリーの持続にも大きく影響します。
以下は試した対処法です。
・HALを’ACPIユニプロセッサ(シングルコア)に切り替える -> スリープから復帰できない
・本体内部の清掃 -> 多少効果あり
・RightMark CPU Clockソフトによる制御 -> 現状不明。経過観察。
・CPUの省電力機能のHLTへ移行しない
CPUのダウンクロック固定は温度制限ないしRightMark CPU Clock Utility によるものなのかは定かでありませんが、OSの起動直後は2.00Ghz台での動作ですが、電源をバッテリーに切り替えたり、暫く時間が経つと強制的に周波数が700Mhzまで落とされてしまいます。
・HALの種類によってはスリープから復帰できない
HALをデバイスマネージャーからユニプロセッサ (要するにデュアルコアを無効のモード)にすると、今度はスタンバイから復帰できなくなってしまいます。
他のACPI HALで検証
(Windows root¥system32に黒翼猫氏の拡張コアのファイルをコピー)
・Advanced Configuration and Power Interface PC (ACPI) halacpi.dll -> ✖️ スリープ復帰時に落ちて強制再起動
・ACPI ユニプロセッサPC halaacpi.dll -> ✖️ スリープ復帰のため電源ボタンを押した時点でフリーズ
・ACPI マルチプロセッサPC halmacpi.dll -> ○ 問題なし
このThinkPad X60で動作するHALは
ACPI マルチプロセッサPC のみと思われます。
・途中からCPUクロックが700Mhzまでダウンクロックされる
しばらく使用していると、CPUの動作クロックが700Mhz台に固定になってしまい、いわゆる再起動するまでこのダウンクロックが発生してしまいます。
またWindows 2000では、Intelのプロセッサ省電力機能 EISTには対応していません。
試しにBIOSからマルチコアをオフにしてみたところ、Lenovo付属のSpeedstep Appletは使用できるようになりましたが、今度は動作中にCPU温度が85度近くまで上昇して途中でクラッシュしました。これはかなり危険です
結論
これらの問題は Windows XP SP2以降では発生しない
Windows XP のService Pack 2以降だと、これらの加熱問題は発生しないことが分かりました。CPUの動作クロックは2.00Ghz台と一定で、温度も42度前後で安定しています。
かなりどうでも良い備忘録になりましたが (笑) プレインストールのWindowsかそれ以降の新しいWindowsを使うに越したことはないですね。
ご覧くださり、ありがとうございました(^。^)
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