ゆうばり映画祭2023 スカラシップ問題
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭が公表した「スカラシップ制度廃⽌のお知らせとお詫び」に対しての抗議と質問｜ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・スカラシップ問題追及の会
12月17日。ゆうばり映画祭2023受賞作家を中心とした「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・スカラシップ問題追及の会」より、声明文を発表しました。
実施するとした「スカラシップ制度」について、一年上にわたって何一つ正式なアナウンスや実施がないまま「廃止のお知らせとお詫び」を発表した事に対する抗議です。
ゆうばり映画祭2022での、グランプリ賞金は…
【主催】ＮＰＯ法人ゆうばりファンタ／ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会
【賞】長編部門GP＝50万円、短編部門GP＝30万円
ゆうばり映画祭2023では…
ファンタスティックゆうばりコンペティション部門
【グランプリ】 トロフィー・賞状・賞金30万円＋スカラシップの権利
京楽ピクチャーズ．presents
ショートフィルム・コンペティション部門
【グランプリ】 トロフィー・賞状・賞金20万円＋スカラシップの権利
インターナショナル・アニメーション・コンペティション部門
【グランプリ】 トロフィー・賞状・賞金20万円＋スカラシップの権利
スカラシップ制度廃止のお知らせとお詫び（ゆうばり国際ファンタスティック映画祭）
2024年11月22日。下記のように一枚の画像に加工された
「お知らせとお詫び」の文章が公開された。
活動を休止しているとされているNPO法人ゆうばりファンタの発表らしく、「責任者」の記載がなかったり、英文が用意されないなど、「国際映画祭を運営する組織」の公的な文章として成立しているものなのかどうか（受賞者関係者には外国語圏関係者がいる）。
また、一方的に「今後のご連絡はお控えくださいませ。」と結んでいる。
誠に勝手な通達です。
また「ゆうばり有志の会」はマスコミを通じて「ゆうばり映画祭の未払い問題は解決した」と発表してきていますが、本件も「未払い問題」のひとつではないでしょうか？
今後も映画祭を継続していくとしている、ゆうばり有志の会・ゆうばり映画祭運営側に誠意ある説明を求めます。
北海道新聞報道より
＜波乱 ゆうばり映画祭～継続への課題＞③映画人、募る不信 運営の不手際、変更次々と：北海道新聞デジタル
受賞者の次回作に支援金を支払う「スカラシップ制度」は11月22日、公式HPで運営体制の見直しなどを理由に「取りやめを決定した。今後、この件でご連絡はお控えください」と廃止を通知。申請が宙に浮いた例もあり「第2の未払い問題では」との指摘も出ている。さらに今年は、字幕がつかない不備を受け、外国語作品（長編3、短編11）に、World賞を新設。1カ月をめどに受賞作を決め、日本語字幕を付け国内複数箇所で上映するとしたが、発表はまだない。
こうした一方的な対応に「この映画祭はクリエーターを大事にしていないのではないか」（出品した日本人監督）との不安が広がっていく。