伊藤忠商事＆日本アクセスの『食品サプライチェーンDXの本格的な展開について』のプレスリリースから【コラム】
これは凄い！というシステムが登場しました。
それは、こちらです。
-------------------------------------------------------------------------------------- 伊藤忠商事株式会社は、グループ会社で食品卸大手の株式会社日本アクセスと連携し、日本アクセスから食品メーカーに対する発注に関し、人工知能（AI）を用いた需要予測及び発注最適化のソリューションを導入開始いたしました。
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伊藤忠商事から出されているプレスリリースは、こちらです。
食品サプライチェーン全体のデータを一元管理することで、業務の効率化や食品廃棄ロスが軽減されるというものです。
スキームは次の通りです。
品切れ・品薄状態回避と廃棄ロス軽減、在庫削減のため、各メーカーは独自の販売予測モデルを持っている思いますが、それは自社の出荷データや調査会社から購入した代表的な小売店のPOSデータを組み合わせているものだと思われますが、この仕組みですと大量の事実データから予測されて発注が来るわけですから、精度が全然違うのでありがたいですね。
廃棄ロスの社会課題も一気に解決できます。
こうやって図にすると簡単なスキームのようですが、コツコツとデータを集め検証や実証実験を繰り返して来られて本格導入に至ったのだと思います。本当にお疲れさまでした！！
新製品開発をする側も、売れ筋がすべてお見通しになるので、営業トークだけで棚を獲得するのは難しくなっていくと思います。「質」を上げてお客様に本当に喜ばれて、ご納得のいく商品を作っていくことがこれまで以上に大事になってくるでしょう。
逆に、営業マンが少ない中小企業様でも、お客様のニーズに合致した良いものをつくれば、チャンスがますます広がると思います。
良い時代になってきましたね。