4P-Promotion 広告(量)について【sato流マーケ講座Ⅰ㉙】
広告は、ある累積投下量に達すると、一気に効果が出てブレイクするという性質があります。閾値(いきち、しきいち)というブレイクする境目の広告量を超えると、下記のグラフのオレンジの点線ように今までの延長ではなく、S字曲線のように、ウナギ登りになるのです。
広告効果は、認知率であったり、購入率、購入意向率、引き合い数、成約率・・・に相当します。
ただこれは、やみくもに露出すればいいかというと、そうではありません。
徹底的にコンセプトと販売戦略に従って、市場に働きかけた結果、このような現象が起きます。
個人商店や中小企業様のコンサルでも、この経験がよくあります。
展示会に出展され、その後のミーティングで成果検証を行うのですが、最初のころは、知っている小売店様1店から引き合いがあっただけで、皆で大喜びをしていましたが、そのうち、芋づる式にさらに大手企業様も含め、申し合わせたように次々とお話が舞い込んで新規のお客様になってくださいます。「ああ、閾値を超えたんだな」と実感します。
ですから、1回、2回の展示会出展や、他の広告活動をちょっとやってみて、「ダメだ」なんて思わないでください。「継続は力なり」です。
ただし、何度も言いますが、コンセプトがきちんと入っていることが条件です。
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