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【遊戯王】ドライトロン召喚獣【デッキ紹介】
はじめに
今回は『INFINITE FORBIDDEN』で強化されたドライトロンデッキを紹介します。
珍しく競技寄りの構築や話をします。
といっても私は数年前にちょっとランキングデュエルを頑張っただけの競技素人になりますので大目に見ていただけますと幸いです。
デッキレシピ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138611024/picture_pc_52257359567abd2bb8b02e69b0db731a.png?width=1200)
特徴
…お分かりいただけただろうか?
天使なぁぁい!
栗原ぁぁ!
神巫居ねぇぞ!!
お気付きになりましたか。
これは私の推理になるのですが、
「竜輝巧-νⅡ」の制約の関係で宣告者儀式モンスターに頼ることができず、
元々展開要員ではない天使族は不要になったのではないでしょうか?
その証拠に、展開の中継点となる
「永遠の淑女ベアトリーチェ」を立てるためのカードが丸々抜けています。
「竜輝巧-νⅡ」の制約によって「永遠の淑女ベアトリーチェ」を立てる難度が上がり、
「永遠の淑女ベアトリーチェ」に行くためには無理して「オオヒメの御巫」や「神聖なる魂」の採用が必要となります。
「永遠の淑女ベアトリーチェ」と一緒に「イーバ」と宣告者モンスターを採用することで、
妨害を手札とフィールドに分散できるメリットはありますが、
事故になり得るカードを大量にデッキへ投入することになります。
そこの噛み合わせの悪さを見てメインデッキから天使族モンスターを抜いたのではないでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138588647/picture_pc_191bb0461b3aad8924fd57a821d40196.png?width=1200)
代わりに召喚獣パーツが入っていますね。
従来の型では宣告者の神巫を通常召喚していましたが、
こちらの構築では「召喚師アレイスター」を通常召喚するようですね。
これも私の推理になるのですが、
このデッキの構築者は「竜輝巧-νⅡ」や「竜輝巧-ファフμβ'」への妨害を恐れているのではないでしょうか?
その証拠に採用されている儀式モンスターの攻撃力をご覧ください。クソデカい力士みたいなモンスターがいますね。全て攻撃力が2000より大きい、
つまり、ドライトロンモンスターのリリースが2体以上必要ということです。
また、採用されている儀式モンスターに「古聖戴サウラヴィス」を採用していることから、
特に「エフェクト・ヴェーラー」や「無限泡影」を恐れているように感じます。
手札・墓地から発動する効果が多いドライトロンに於いて、
フィールドで効果を発動する瞬間はそれらのカードの撃ちどころになりますからね。
そこでなぜ召喚獣を採用したかというと、
「召喚獣メルカバー」の存在が大きいと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138590090/picture_pc_65f959e66b16f3f1a360407a71ba10de.png?width=1200)
ドライトロンモンスターはほとんどが光属性モンスターかつ墓地からも効果が発動できるため、素材やコストとして最適です。
それだけでなく、
「召喚獣メルカバー」は無効効果を持っているため、
あらゆる誘発を受けるドライトロンには相性の良いカードと言えます。
更に種族をご覧下さい。
「召喚獣メルカバー」は機械族です。
つまり、流星輝巧群で儀式素材としても活用できます。
召喚師アレイスターの①効果と合わせると攻撃力3500分のリリースとして素材になります。
まとめると、
「召喚師アレイスター」②効果に対して妨害を受けておいて本命のドライトロン展開を通す
「召喚獣メルカバー」を融合召喚して相手の妨害を防ぎながら展開する
「増殖するG」や「ドロール&ロックバード」が通った場合は「召喚獣メルカバー」を融合召喚して止まる
といった形で臨機応変に動ける点が
ドライトロンの弱点と召喚獣の噛み合わせが良いため採用されたのではないでしょうか?
採用の枚数と理由
「増殖するG」
先攻でぶん回す想定の構築のため、
初手でダブつかないようにするために2枚採用しています。
サイドデッキを組むなら、3枚目の「増殖するG」とマルチャミーモンスターをフル投入すると思います。
「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」
捲り用の除去札として採用。
ドライトロンはすでに発動されている魔法罠の除去に乏しい面があるため、
それを補っています。
出し方としては、
「召喚獣メルカバー」(レベル9)+ドライトロンモンスター
でS(?)召喚していきます。
「転生炎獣アルミラージ」
「召喚師アレイスター」を素材にL召喚します。
「竜輝巧-ファフμβ'」や「竜儀巧-メテオニス=DAD」を「幽鬼うさぎ」から守るために使用します。
後攻捲り用の「召喚獣プルガトリオ」の素材にもなれます。
戦略
先攻
基本的に
「竜儀巧-メテオニス=DAD」
(モンスター効果無効2回)「竜輝巧-ファフμβ'」
(X素材必須、魔法罠無効)
を目指します。
手札に流星機巧群と手札または墓地に2枚目のDAD、フィールドに流星極機巧群があれば、DADを再度儀式召喚することでモンスター効果無効を更に2回追加できます。
無効効果に名称指定がつかないのは儀式モンスターの特権です。
後攻
ドライトロンが持つ手数の多さで相手の妨害を吐かせながら、
「竜儀巧-メテオニス=DRA」による連続攻撃
「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」で直接攻撃後に「天霆號アーゼウス」で大掃除
を狙っていきます。
サイドデッキを組むとすれば、
「冥王結界波」や「禁じられた一滴」と相性が良いデッキでもあります。
おわりに
今回はドライトロンデッキについて紹介しました。
最初は「竜輝巧-νⅡ」採用かつ天使族入りでの構築を頑張っていましたが、
大会出るなら「竜輝巧-νⅡ採用しない方が強い」となっていました。
色々模索した結果召喚獣型なら天使儀式型と違った強さが出て面白くなったため、
天使儀式型とは別で実際に組もうと思っています。
競技面に限らず皆さんもぜひドライトロンを使ってみてください!
それではまた次の記事でお会いしましょう。