Gメン
岸くん主演映画、Gメンを観た。
それにしてもこのnoteめっちゃくちゃ放置してた
映画は観てはいるものの、インスタにちょっと感想書くくらいがちょうどよくて、日記に残すほどじゃなくて
でもちゃんと文章書かないとなあ、ただでさえ文書が苦手なのに、余計に下手になってゆく
話しは戻って、Gメンを観た
私は岸くんを推している人間なので、
公開3日間で5回鑑賞した
誤解してほしくないのは、
私は岸担だからと言って映画に関しては盲目ではない、つもり
そもそも映画というものが大好きすぎて、
自担の出演映画だからと言って盲目的な評価を下すつもりは全くない
つまらなかったらつまらなかったとはっきり言います
その上で言います
Gメン面白かった!
そもそもよほど気に入った映画でない限り、複数回見るなんて滅多にしない
まあ複数回観てしまうのはもちろん岸担であるからではあるけど
岸担であるからこそ、余計にGメンをシビアに観た
逆に面白かった!とは簡単には言えなかった
なぜならば私自身が岸担からの面白かった!ほど
信用のできないものはないと思っているので
その映画に興味があって、レビュー読んでみて評価がよければ行こうかな、くらいの人が
〇〇くん主演映画を観てきました!とってもかっこよくてとっても面白かったです!とか大量に書き込まれていたら
うわ、なるほどね、ってちょっと引いちゃうじゃん
少なくとも私はそっちタイプの人間なんで
岸担であるからこそ、よりフラットに、より厳しくこの映画をジャッジしようと思いながら5回鑑賞した
普通の映画ならば、途中でちょっとうとうとしちゃったり、間延びしてるな〜と思いつつもエンディングがよければいい映画だったよ〜と軽く言えるのに
自担の映画となると変によかったと簡単に言えなくて
いや…よかった、よかったと思う、けど、皆さんはどうなんですかね…?
普通に観にきた人はどう思ってますかね…?
え、いい、ですよね?
みたいな歯切れの悪さでしか感想を言えなくなり
1回目はスクリーンに映る岸くんの姿に感動して
う、わ〜!!となり
ラストのアクションシーンでhideのDAMAGEが突如流れ出したことにいちばんびっくりして
え!hideじゃん!!!って口をあんぐり開けてちょっとストーリーそっちのけでhideの曲に集中してししまった
(何せ小5のころからhideファンなもんで)
そこから数回観に行って、の感想
前半はやや映画のテンポに乗るまでの助走感があり
少しギャグが寒く感じる部分もあるかも
が
観客側と映画側の足並みが徐々に揃っていき、ガッ!!とGメンの映画のテンポに乗せられて行く感覚
特に吉岡里帆ちゃんが登場してからの持っていかれ方がすごい
ぶっ飛んだ演技を臆せずできる俳優さんって本当に素晴らしい
番宣ではおバカな青春群像劇です!と言っている印象が強いけど
想像の3倍くらいアクション要素が強い
え、こんなにアクションやるんだ、これ恐らくすんごい練習したやつじゃないですか、言ってよ
アクションにも注目して下さい!とかじゃなくて
思ってる以上にアクションよかったよ ほぼ半分は喧嘩してます
岸担やってますが、こんなに岸くんが動ける男だとは知りませんでした
中盤の高良くんとの公園でのアクションシーン
カット割やカメラワークにクロマニヨンズの曲も相まり、胸がドキドキと駆り立てられ、自然と笑みがこぼれちゃう
喧嘩のシーンだけど、タイトル通りランランなんですよね
個人的に岸くんの主演映画の主題歌がクロマニヨンズの曲なことがとっても嬉しいです
このシーンでの勝太の選ぶ言葉が好きで、
こういうときにどんな言葉を選ぶかで人間性が出るなと常々思うわけですが
勝太は純粋でいい人間だな、と最後の言葉で思う
こんな言葉がスッと出てくるような、いい人間でありたい
(ほかの人が聞いたらどこが?と思うくらい何気ないセリフだが)
ギャグ要素の強い前半から、少しずつシリアスモードに入ってゆく後半
(でも別にそんなにシリアス過ぎないちょうどいい具合)
最後のアクションシーン、シリアスとギャグ要素と本気が入り混じって
何かとんでもなくかっこいい
お決まりのピンチになると助けがやってくる展開だけど
それが映画で、それが漫画だと思う
こないだ観たタランティーノ映画に愛された男の中で
映画と現実を切り離して考えられない奴はナンセンスだと言ってたけど
そう、現実ではありえないことが罷り通るのが映画で、それがエンタメってもんなんだと思う
hideのDAMAGEに乗せながらの編集がめっちゃかっこいい
個人的にhideのシャウトに合わせた八神さんのパンチ、からの
ぶん殴られる勝太、の図が何度見ても好き
私はhideファンなので、全然斜めから、これきっかけでhideの良さに気づいてくれる若者がいたらいいな、とか余計なことまで思ってしまった
これは良い意味で、観終わったあとに何も残らない映画
何も考えずに観て、何も考えずに楽しかった!で終われる映画だと思う
メッセージ性の強い作品も大切だけど
実はこんな何も考えなくていい作品って大切だなと思っていて
だからこそ頭空っぽにして見れるラブコメとかホラーをたまに無性に観たくなるわけです
というかメッセージ性の強い映画ってそう何度も観たいと個人的にはあんまり思わなくて、1度見るだけで結構心が疲弊してしまうじゃん
繰り返し何度も観てる映画って、やっぱり良い意味で何でもない話、なんだよな
個人的にはGメンは何度も観た方がより面白い作品だなと思うけど
(画面の四隅にまでぎゅうぎゅうに情報が溢れてるのと、映画のテンポ感に慣れた状態で臨めるから)
岸担じゃない限りはそんなに何度もってわけにはなかなかいかないと思うので
まずは1度、頭空っぽにして、観に行ってみてほしいなと思います
なるべく岸くん岸くんしないように感想を書いたつもりだけど、どうなんでしょう
箸休めに、Gメン!みなさん劇場で!