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青山にある万年筆専門店の書斎館で行われた、PILOTによる筆記測定とペンクリニックに行ってきた。
知人からいただいたウォーターマンの万年筆の調子が悪かった為だ。いただいたのはエキスパートデラックスメタリックブルーだ。
下記リンクは細字だが、私がいただいたのは中字。

ペンクリに行くついでに面白そうなので、筆圧測定も行った。

筆圧測定では、プレートを下に敷いた紙に万年筆で自分の名前を書いた。
測定結果はプリントアウトした紙をいただいた。
下の画像は、ノートパソコンを下に置いてあるが、特に意味はない 笑

万年筆に限らず、ペン全般の筆圧の平均が140という数値で表されている。万年筆ファンは筆圧が弱い傾向があるらしい。万年筆は弱い筆圧でも書くことができるからだ。私は57だった。
測定の結果からおすすめの字幅が分かるらしい。測定した後、いくつか万年筆を試し書きできた。

筆記から性格診断ができるらしい。

性格診断の根拠は、町田欣一という人によるものらしい。ChatGPTにこの人物について聞いてみた。


町田欣一は、筆跡鑑定と筆跡による性格分析に取り組んだ専門家として知られています。彼は、警視庁で科学検査技師として活動し、犯罪捜査において筆跡鑑定を活用する業務にも関与しました。また、1960年代には『筆跡による性格診断法』や『筆跡で性格がわかる本』といった書籍を執筆し、筆跡学の普及に貢献しました。

町田の理論は、筆跡と性格の関連性を探り、筆跡から個人の特徴を見抜くことを目指すものでした。しかし、現代の心理学では、筆跡と性格の関連性には限界があるとされ、科学的根拠に乏しいとの批判もあります。それでも、彼の研究は筆跡鑑定の歴史的発展において重要な位置を占めています


まあ、科学的根拠はあまりないようだ・・・。

筆圧測定の後、ペンクリで万年筆を3本見てもらった。

1本目は先ほどのウォーターマンだ。
インクフローが弱く、ペンを寝かせて書かないとインクが思うように出ない。それにインクが掠れる。そういう症状だった。

ペンドクターに見てもらったところ、ペンポイントがかなり閉じられており、その為、筆圧をかなり強めにしないとインクがあまり出ない、とのことだった。
1分もたたないうちに、修理していただいた。
すると、弱かったインクフローが強くなり、掠れることも無くなった。ペンを寝かせずとも書けるようになった。

すごいぞ!ペンドクター!

念の為、グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロも見てもらった。
書くのに何の問題もなかったが、せっかくなので点検していただいたのだ。ペンドクターによると、ペンポイントの左右にずれが生じているとのことだった。直してもらったところ、若干、インクフローが強くなった。
時々、ペンドクターに見てもらいたいと思った。

もう1本PILOTのカスタム74も見てもらったが、こちらは問題なかった。

カスタムURUSHI(太字)とカスタム845(極太)を試し書きさせていただいた。URUSHIはかなり書きやすかった。

ペンクリニックの代金は無料だった。

お店に並んでいる万年筆を見て回ったが、欲しいと思っているPILOTのNAMIKIシリーズのORIGAMI/ペンギンがかわいかった。公式サイトで見るよりも、描かれいてるペンギンが大きいように感じられた。

他にも天皇即位記念蒔絵万年筆「鳳凰」がかっこよかった。

NAMIKIのURUSHIも並んでいた。22万円という驚愕の価格だった。鳳凰より高い・・・。

ラミーのピコという小さなかわいい筆記具もあったが、万年筆ではなくボールペンだった。

TAG STATIONERYというお店限定のラミーのサファリが気になっているので、限定でない普通のサファリも見た。

この限定のサファリ。おしゃれじゃないですか?

筆圧測定もペンクリも面白かった。

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