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Interop 2017で注目していたもの

先に教えろよ!って声が聞こえてくるわけないか(苦笑
2017年6月7日から9日まで幕張メッセで開催されていたInterop 2017
今回わざわざ幕張まで出かけて修行を積んだのは以下の3つの要素の講演があったからです。

1.AIまたは機械学習
2.IoTまたはEdge Computing
3.行政による今後の展望(方針)

1.2.はバズワードになっているのでネットで調べればおおよその事はわかりますよね。
ただし、私が折に触れツッコミを入れているのですが、マーケティングワードとして使っているところもあって、実態が伴っていない製品もあるので要注意。なにがしかの課題を解決するソリューションが主役なので、使われている方法がなんであってもリーズナブルに解決できればいいとは思いますが(正しい言葉を使って欲しいのですけどね)。

さて、今後10年のIT技術の向かう先には必ずこの2つ(AIとIoT)は絡んでくると考えています。
AIや機械学習はプログラミングに変わる新たな解決策の一つです。アルゴリズムを考えプログラムを組まなくても機械による判断を得ることができますし、学習済みのAIは高度の処理能力を必要としませんので、応用できる範囲は広がるでしょう。(例:不審者を判断する監視カメラの出現、環境変化を推測し自動的に機器運転を停止させるセンサーの出現など)
また、環境との接点に配置するセンサーやデバイスの情報を活用するためのIoTは増えていきますが、これらの機器からネットワーク上に処理前の生データを流し、センター側で処理するという事はネットワークトラフィックの爆増をも意味するので現実的ではありません。多くの環境との接点に配置する機器上で処理が行われるEdge Computingが期待され出現して来るのは明らかです。

3.はなぜ?って思う方もいらっしゃるでしょうが、行政による規制や方針はビジネスをする上ではとても重要です。彼らがどのように考えて投資していくのかは見ておく必要があります。特に今回は個人情報保護法の改定の話やロケーションビジネスに関する講演あるのでそこは外しませんでした。

見て来た講演から得られたものをまとめていきますので、期待しててください。

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