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GSMAとESAが地上衛星のイノベーションに焦点を当てた1600万ドルのチャレンジを開始
GSMAと欧州宇宙機関(ESA)は、1500万ユーロ(1600万ドル)規模のチャレンジ、非地上波ネットワーク(TN-NTN)コミュニティ、および地上波と衛星接続間のイノベーションを促進するためのその他のイニシアチブを開始します。両社は、2023年7月の衛星と携帯電話の融合に向けて協力する計画に続き、Mobile World Congress開催中の月曜日に新たな取り組みを発表しました。
このパートナーシップの目的は、通信事業者が地上波通信と衛星通信を融合させた新しいサービスを開発するのを支援することとなっています。モバイル・ネットワーク事業者を代表するGSMAは、衛星通信の革新が2035年までに業界に300億ドルから350億ドルの追加収入をもたらすと推定しています。
新たな取り組みには、スマートアンテナ開発と5Gインターフェースに焦点を当てた最大1,500万ユーロ(1,600万ドル)のモビリティチャレンジと、新たなAPIの開発に焦点を当てたGSMAオープンゲートウェイチャレンジが含まれます。このパートナーシップは、英国のハーウェルにあるESAの5G/6GハブとオランダのノールドウェイクにあるESA 5G/6G Telecoms Labへのアクセスを拡大しています。
また、GSMA会員を対象としたNTNコミュニティを立ち上げ、モバイルネットワーク事業者と衛星事業者が協力して今後の活動のロードマップを策定します。GSMAはまた、エコシステムの発展を支援するため、NTNトレーニングコースも開設します。
「ESAとのパートナーシップにより、衛星と地上の通信ネットワークがより緊密につながることで、企業や消費者に大きなメリットをもたらすことを期待しています。」とGSMAのアレックス・シンクレアCTOは述べています。
「協力することで、通信業界が革新的なソリューションを市場に投入する手助けができ、ひいては社会に莫大な利益をもたらすことができます。」
【原文へ】GSMA and ESA Launch $16M Challenge Focused on Terrestrial-Satellite Innovation