Aiと連載小説書いてみた16

AIのべりすとを使用して、毎週？毎日？連載小説書いてみました！！
（飽きたらやめる⟵ここ重要）

平和を望んだ魔王世界征服を始めました。

世界平和の劇（前編）

入口には村の外からでも目立つ大きなステージが組まれていた。短時間でこれほど大きなステージを組み上げたことに、村人たちは驚きの声を上げていた。本当に魔王であるが正体を明かしていないため、村人にとっては魔王「役」のカオスは緊張した様子でステージの階段を上がり、ひざまづきゆっくりと頭を下げた。

「お初にお目にかかります」

カオスが礼儀正しくあいさつすると、観客からは拍手が湧き起こった。彼は仮面を被っていて、長髪や背の低さからその姿は魔王というよりは可憐な女性に見えた。

「これは遠い国の物語……」

舞台上にいるカオスは目を閉じながら静かに歌い始めた。その歌声は澄んでおり、聴く人の心を引きつけた。村人の中には感動のあまり涙を流すものもいた。村人たちが静かに聴き入っているその歌の内容は、『魔族と人間が互いに干渉しないようにしていた時代に、クレシオン国が攻めてきて戦争が勃発した。それを見た魔王が和平交渉しようと立ち上がる話』だった。

歌が終わると、村人たちは拍手をした。カオスはそんな村人たちの態度に感動して手を振る。イニドも嬉しそうにしているとステージから退場しようとしていたカオスが、イニドに向かってほほ笑んだのだ。彼はふっと優しく笑いながら言う。

「頑張ってね、イニド」

それから第二部が始まるのだ。

次は第二部だ。イニドが扮するクレシオン国の国王が戦争を始めようとするところを、イドが扮する魔族が止めるのだ。先にイニドが不気味に笑いながらステージに上がる。

そしてイニドは歌い始めた。

♪〜夜の深みで、彼の目の中で影が踊る
貪欲と欲望に蝕まれた心を持った
人々の呻き声が玉座の間に響き渡る
征服者の統治、闇が嵐のように広がる

不気味なメロディが流れ、国王が戦争を楽しんでいることが歌われる。

その歌を歌うイニドは冷たい目で周囲を睨み回す。その表情に村人は息を飲んだ。まさに悪者そのものだったのだ。そして、歌い終わるとイニドは高らかに笑う。

「この大陸全てがこのクレシオン国の国王のものだ！アーハハハ」

（弱そうな国王だな。やっぱり、俺がやりゃあ良かった）

イドはため息をつきながら、ステージの階段を上がる。

そして、その力強い歌声が響く。

「おい！！」

「お前は誰だ！」

「国王よ！お前を止める者だ」

「なぜ邪魔をする！！魔族の国を奪われたくないからか」

「違う！誰かを傷つけるのはもう見たくないからだ！！」

イドは力強く拳を握りながら歌い始めた。

♪〜闇の中にはびこる悪を俺は許さねえ
♪〜闇の残滓、痛みを抱いて
♪〜アンドロイドから俺は全てを守れ
♪〜お前の悪事止めて見せる

そして、歌い終わるとイニドと対峙する場面に切り替わる。お互いの剣をぶつけ合ったのだ。その迫力のある演技を見て、村人たちは拍手を送る。ステージ上にいるイドとイニドは互いに睨み合う形になる。どちらも譲らない戦いを繰り広げることで、クライマックスのシーンへとつながっていく。イドもイニドも迫真の演技を見せ、観客たちを魅了していくのであった。その間にもイニド扮するイドのバトルシーンが繰り広げられていく。両者とも譲らず、永遠に続くかと思われた戦いだったが、ついに決着がつく。イニドの剣がイドの体を貫いたのだ。その姿を目の当たりにした村人たちは驚きのあまり言葉を失う。しかし、すぐに拍手喝采が巻き起こるのだった。

「素晴らしい！」

「なんて迫力なんだ」

その後、第三部となる。