南アフリカ ケープタウン テーブルマウンテン 喜望峰 ケープペンギン
南アフリカ
見出し画像で生き物を取り上げるのはめったにないことなのだが、2019年の衛星画像としては高解像度だと思われる。
アフリカ大陸の南半分、赤道以南を表示している。左の海は大西洋、右はインド洋。
南アフリカと国境を接しているのは左からナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、エスワニティ、内部にレソト。
首都はプレトリア ( Pretoria ) 。
ケープタウン ( Cape Town ) は、ヨハネスブルグに次いで南アフリカ第2の都市。
ケープタウン
衛星画像は2024年6月13日。喜望峰は左の半島の先っぽ。アフリカの南端は右下。ズームイン。
左上端、テーブル湾に浮かぶ島はロベン島。
下方に伸びている半島がケープ半島。フォールス湾を囲む。
左中央がケープタウンの中心部。ズームイン。
右中央にケープタウン国際空港。
左中央の尖っている山はライオンズヘッド。海抜670m。
テーブルマウンテン
ケープタウンだけではなく、南アフリカのランドマークといわれるのがテーブルマウンテン。頂上が平らな岩山で海抜1086m。頂上部分はだいたい3キロ四方。ここから南の喜望峰までのケープ半島は、テーブルマウンテン山脈の地形である。
ケーブルカー乗り場
参考衛星画像は2023年5月27日。海抜300mほどの乗り場から頂上付近まではケーブルカーが断然便利だろう。ケーブルカーの走行中にゴンドラが回転するようになっており、360度の展望が可能という嬉しい乗り物である。中央。ズームイン。
参考衛星画像は2023年1月1日。ここまで車で来てケーブルカーで頂上に行き、頂上を見物してまた車で帰るんだろうな。
駐車場がないから仕方ないね。横にはハイキングコースもある。
ケーブルカー頂上駅
見晴らしの良さそうな所だ。特に北方向はライオンズヘッド、市街中心部、テーブル湾のロベン島などが見渡せる。
レストラン、土産物店もあるらしい。テーブルマウンテンは国立公園だが、トレッキング、ロッククライミング、マウンテンバイク、洞窟探検などが可能ということだ。
ロベン島
かつてはアパルトヘイト政策をとっていた南アフリカ。政治犯が収容されていたのが「監獄島」、ロベン島だ。その中にネルソン・マンデラもいた。
1964年、反アパルトヘイトの闘士だったマンデラは国家反逆罪で終身刑の判決を受け、ロベン島に収監された。
1982年、他の刑務所に移送される。
1990年、27年の投獄ののちに釈放。
1991年、アパルトヘイト関連法の廃止
1994年、大統領に就任。新国旗、新国歌が制定される。
1995年、南アフリカ、第3回ラグビーワールドカップを開催。初出場にして初優勝。
参考衛星画像は2023年5月7日。島を二分割。
参考衛星画像は2023年1月1日。現在は博物館。
喜望峰
Cape of Good Hope 。峰は誤訳らしいけど、この Good Hopeっていう言葉がすばらしいね。ケープ半島の先端へ。ズームイン。
左が喜望峰、右がケープポイント。展望台は右中央。等高線を表示しておこう。
参考衛星画像は2022年12月25日。左上が駐車場、車はここまで。ここからはフニクラ、ケーブル鉄道を使って展望台まで登っていこう、中央まで。
右下にフニクラの車両。
フニクラ駅。展望台。海抜248m。ここから下のビーチ、喜望峰に降りてゆける。ケープポイントへの道も見える。右中央に古い灯台。
参考衛星画像は2023年5月7日。左に喜望峰。
アフリカ大陸最南西端の標識がある。
参考衛星画像は2022年12月25日。ケープポイントへの道はかなりの断崖絶壁。
ケープポイントには新灯台が設置されている。絶景。海抜87m。
アガラス岬
アフリカ大陸の最南端はアガラス岬である。ズームイン。
参考衛星画像は2022年12月22日。最南端となると見に来る人はいるんだろう。この辺か?いや向こうだろ。わかりにくいから右往左往するのかもしれない。あちこちに道がついている。
アフリカ大陸最南端を示す銘板が見える。この先の海で大西洋とインド洋の分かれているわけだ。
ケープペンギンのコロニー
テーブルマウンテンを含むケープ半島、さらに沿岸地帯の広い地域は「ケープ植物地区保護地域群」として世界遺産。
マーカー地点がボウルダーズビーチで、野生のケープペンギンの繁殖地となっている。ケープタウン中心部は上。ズームイン。
サイモンズタウンの町の郊外。
参考衛星画像は2022年11月14日。住宅街と隣り合わせだ。
参考衛星画像は2019年1月15日。左上は人間用のビーチ。右下はケープペンギン用のビーチ。
中央には見学用の通路。
すごい数のケープペンギンが集まっている。見学者もいるね。
ああ、よく動き回ったな。満足、満足。
注記)
a.衛星画像は、欧州宇宙機関 ( European Space Agency : ESA ) が運用する COPERNICUS ブラウザからスクリーンショットしたものを使用しています。.
b.地図画像・参考衛星画像は、ESRI が運用する World Imagery Wayback からスクリーンショットしたものを使用しています。