オーストラリア グレートバリアリーフの宿泊施設
世界遺産のグレートバリアリーフともなると、そう気安くキャンプしたり、ゴージャスなリゾートホテルに泊まったりできないんじゃないかと勝手に思っていた。しかしながらちょっと調べてみると、様々なレベルの寝泊まり場所があるようだ。
グレートバリアリーフ南部。クイーンズランド州政府観光局は、青い海原に浮かぶサンゴ礁の楽園を宣伝している。シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティは当然のこととして、自然との触れ合いがふんだんに用意されている。何よりもまず何を楽しみたいのかを自身で明確にしておくことがポイントだろう。ただし、サメによる事故も報告されている。シャークアタックには注意することが共通理解になっている。。
ヘロン島
オーストラリア本土のグラッドストーンから80キロの距離にある、カプリコルニア諸島の島。
ホテルグループが運営しているリゾート施設、左上。収容人数は200人程度。インストラクターがいるのでダイビングの資格を取る人も多いという。ズームアウト。
左に桟橋。近くにヘリポート。中央はクイーンズランド大学の研究施設。サンゴ礁の研究が行われている。
長さ800m、幅300m。東半分は国立公園。植物、野鳥、ウミガメの産卵地などが保護されている。
衛星画像は2024年10月5日。
カプリコルニア諸島。
ノース・ウエスト島
ここはキャンプ場があるだけの国立公園の島。グラッドストーンから75キロ。ビーチにキャンプ場。関連施設が森に見える。近場の浅瀬でボートに乗ってシュノーケリングかな。
冒険心が試される島。漠然と観光に来た人は退屈かも。ズームアウト。
島の周囲はサメの生息域。
衛星画像は2024年10月5日。
ウィルソン島
ヘロン島のホテルグループが運営する高級リゾート。贅沢なおとなのリゾートの時間を過ごしたい人向け。9棟のデザイナーテントのゲストは18人に限定されているという。ゲストはプライベートリゾートを楽しめるようになっているそうだ。ズームアウト。
白いサンゴのビーチ。島はウミガメと野鳥の繁殖地になっている。面積はほぼ1平方キロ。
衛星画像は2024年10月5日。ヘロン島からボートで40分。
左にノース・ウエスト島。その右にウィルソン島。その下にヘロン島。
グラッドストーン
グラッドストーンは、オーストラリアの天然資源を輸出する積み出し港の町である。石炭、アルミナ、天然ガス・・・。
グレートバリアリーフ南部の宝石のような島々に旅する中継地点でもある。ヘロン島やウィルソン島などに物資を運ぶ船や人を運ぶボートはほとんどこの港から出ていく。ズームアウト。
衛星画像は2024年9月28日。中央に石炭輸出ターミナルが見える。
中央下にグラッドストーン。右上に上記の3島。左上に交通の拠点ロックハンプトンの町。
中央にグラッドストーン。クイーンズランド州の州都ブリスベンが見える。
オーストラリア東部。クイーンズランド州。
ウミガメの赤ちゃんたちの旅立ちを見たい人は時期をチェックすること。
注記)
a.衛星画像は、欧州宇宙機関 ( European Space Agency : ESA ) が運用する COPERNICUS ブラウザからスクリーンショットしたものを使用しています。
b.地図画像・参考衛星画像は、ESRI が運用する World Imagery Wayback からスクリーンショットしたものを使用しています。