short ウクライナ ロシア西部トロペツ弾薬庫にドローン攻撃
巨大弾薬庫
ノルウェーで最大M2.5の地震が観測されるほどの大爆発だったそうだ。 9月18日の未明、ウクライナ軍はトベリ州トロペツの弾薬庫に100機以上のドローンで攻撃を行った。モスクワの西にある町だ。
ミサイル・弾薬の貯蔵施設が住宅地に隣接している。
ロシア国防省ミサイル・砲兵総局の巨大弾薬庫だ。北朝鮮製の弾道ミサイルなどの各種ミサイル、爆弾、砲弾・・・。武器・弾薬の種類によって分けて保管している。左上には町に通じる鉄道が見える。
鉄道の引込線が敷地内に伸びている。弾薬箱類があちこちに山積み。
左下は管理棟か。
弾薬を貯蔵している土塁。
大爆発の前後
爆発が連続し、巨大な火の玉、きのこ雲が見られたという。3万トンの弾薬が爆発したと推定されている。
衛星画像は2024年9月14日。爆発前。
衛星画像は2024年9月19日。爆発の翌日。火災による煙がまだ漂っている。
データ処理すると火災地点がわかる。とてもじゃないが近寄れる状況ではない。
ズームアウト。
さらに引いてみよう。
トロペツは右上隅。左下に見えているのはベラルーシとの国境。
トロペツの位置
中央。ズームアウト。
モスクワから380キロ。ベラルーシ国境から100キロ。
下にウクライナ。600キロ以上飛べる新型の高速ドローンを使用したといわれている。
注記)
a.衛星画像は、欧州宇宙機関 ( European Space Agency : ESA ) が運用する COPERNICUS ブラウザからスクリーンショットしたものを使用しています。
b.地図画像・参考衛星画像は、ESRI が運用する World Imagery Wayback からスクリーンショットしたものを使用しています。