布オムツとオムツカバーの種類と選び方
私が布オムツを始めようと思って、とりあえずアカチャンホンポに行ってみてぶち当たった壁がこちら
「え?布オムツに種類ってあったの!?」
布オムツとオムツカバーにはそれぞれ種類があります。正直どれを選べば良いのかわからず、適当に買ったのですが良かったり悪かったり・・・。今となっては良い経験です(^^)
では、布オムツと、オムツカバーに分けて種類を説明していきます。
布オムツの種類と特徴
布オムツには簡単に言うと二種類あります。輪オムツと成型オムツです。それぞれの特徴を見てみましょう。
輪オムツ
輪オムツは上の写真のような布です。広げると輪っかになっているので輪オムツと言います。一般的には綿素材が多く、ドビー織りの物が売られています。
この輪オムツは輪になって売っている物と、ただの1枚の布で自分で縫うタイプの物と2種類あります。自分で縫うタイプの方が安いので、ミシンが家にある方や、手縫いしたい方は挑戦してみても良さそうです。
輪オムツのメリット
・洗濯後乾くのが早い
・子どもの成長に合わせてたたみ方を変えられる
輪オムツのデメリット
・干すのも畳むのにも時間がかかる
・収納がかさばる
私は、「子どもの成長に合わせられる」という利点に目を付けて輪オムツを愛用していました。
成型オムツ
輪オムツは布オムツを折りたたんで使うのに対し、成型オムツはすでに折りたたんだくらいの大きさになっているオムツです。
タオルのようなパイル地の物が多いです。他にも合成繊維などもあります。
成型オムツのメリット
・干すのも畳むのもそこまで時間がかからない
・収納しやすい(特に合成繊維は薄いので場所をとりません)
成型オムツのデメリット
・パイル地は乾くまでに時間がかかる
・子どもの成長に合わせるができないので、使い方によって漏れることがある
友人が愛用していましたが、洗濯のときに干すのも、畳むのも楽でやめられないと言っていました。家事ってのんびりやるわけにもいかないですしね・・・。うん、わかります!
輪オムツと成型オムツは一長一短!使ってみないとわからない部分もありますが、自分に合う布オムツに出会えると良いですね♫
オムツカバーの種類と特徴
オムツカバーにも色々種類があります。写真は我が家で愛用しているワンサイズオムツです。注目してほしいのはスナップがついているところ。これはスナップボタンタイプです。また、他にはマジックテープタイプがあります。
まずはスナップタイプとマジックテープタイプの違いからお話しします。
スナップボタンタイプとマジックテープタイプの違い
スナップボタンとマジックテープの違いを以下の観点から見てみます。
・素早く止められるか
・ズレにくいか
・肌が荒れないか
私が実際に布オムツ育児をしていて、どちらが良いか判断したときの規準です。
そしてこちらがその結果です↓↓↓
素早さ・・・スナップ× マジック○
ズレ・・・スナップ○ マジック×
肌荒れ・・・スナップ○ マジック×
それぞれ説明していきます。
素早く止められるか
新生児の頃は全然動かない赤ちゃんですが、次第に寝返りをしたり走って逃げたりするようになります。そういうときに素早く止められる方が布オムツは履かせやすいです。
我が家では「素早く止める」というメリットを諦めることにしました。と言うのも、肌荒れがとっても大きな要因になっています。「肌が荒れないか」のところでお話しします。
ズレにくいか
しばらくオムツをはいているとだんだんズレてきてしまうことがあります。ズリバイしたり、ハイハイしたり、時には自分で脱ごうとしたり!
そういうときにズレにくさはとっても大事な要素です。
うちの旦那は細かい作業とか苦手なので、マジックテープだと適当に止めてしまうことが多かったです。でも、スナップボタンにしてからはどこのスナップを止めれば良いか決まっていたので、オムツがズレてしまう心配がありませんでした。
肌が荒れないか
肌荒れには二つあります。
・赤ちゃんの肌荒れ
・親の肌荒れ
赤ちゃんの肌荒れ
マジックテープの場合、オムツがズレてしまったりすると、マジックテープのオス(トゲトゲしてる方)の部分が赤ちゃんのおなかに当たって赤くすれてしまうことがあります。
親の肌荒れ
同じくマジックテープのオスの部分が、オムツ替えの度に軽く指に刺さります。一日に13回以上オムツ替えをしていたので、私の指先はボロボロになってしまいました。由々しき事態!
というわけで、我が家でスナップボタンタイプを使っていました。ちなみに、スナップタイプのオムツはネット販売でしか見たことがありません。あと、大抵スナップタイプはワンサイズオムツなことが多いですね。
オムツカバーにはパンツタイプや一体型も!
オムツカバーにはパンツのように履かせられるパンツタイプや、紙オムツと同じように交換できる一体型のオムツもあります。
パンツタイプ
オムツカバーは、背中部分にゴムが入っている物があります。パンツタイプはそのゴムがおなかの部分にも入っていて、普通のパンツと同じような感覚で脱がして、オムツ替えをすることができます。
私は布おむつ本舗のオムツカバーを使っていましたが、膝くらいまでオムツを脱がして、中の布おむつだけ交換してまた履かせることができたので、とっても楽でした。
使い過ぎてゴムがビヨンビヨンに伸びてからは、普通のオムツカバーとして使っていました。笑
Kuccaのオムツカバーはウエストが腹巻きのようになっていて股下にスナップが付いています。パンツタイプでも色々種類があって面白いですね♫
一体型
一体型はオムツカバーにポケットが付いていて、そこにオムツを入れて使います。そのまま新しいオムツと交換して使うので、交換する方法は紙オムツと変わりありません。
一体型は三種類あります。
①ポケットに成型オムツを入れて使う
②ポケットに成型オムツが縫い付けてある
③ポケットに輪オムツをを入れて使う
①が一般的によく売られているオムツカバーです。
②③はアンジーナジャパンで売られています。
成型オムツを入れて使う
これから布オムツを始める人にオススメ。オムツカバーと成型オムツの両方を買う必要があります。一番オーソドックス。
ちなみに、私が愛用していた布おむつ本舗のオムツカバーはこのタイプでしたが、成型オムツは使わずに輪オムツを折りたたんで普通に当てていました。そういう使い方もできます。
成型オムツが縫い付けてある
これから布オムツを始める人にオススメ。すでに布オムツが縫い付けてあるので一体型オムツを買えばすぐに布オムツを始められます。とってもお手軽。分厚いので洗濯後、乾くまでに時間がかかります。
輪オムツを入れて使う
今まで布オムツを使っていた方でも気軽に始めらます。輪オムツは生地が薄いので速乾性抜群です。
一体型オムツは成型オムツ、輪オムツをポケットに入れて使う場合は、おしっこの度に毎回オムツカバーを替えなくてはいけません。
なのでカバーとあわせると結構な量の洗濯物になります。楽をしてオムツを替えるか、洗濯物を減らすか、あなた次第!
まとめ
・布オムツの種類は二種類、輪オムツと成型オムツ。
・オムツカバーはスナップとマジックテープがあり、普通のオムツカバーに加えて、パンツタイプや一体型もあります。
どれも自分たちのライフスタイルにあう物を選ぶに越したことはありません。とりあえず買ってみて、試行錯誤してみるのが、なんだかんだで一番大切です。
ぜひ楽しい布オムツライフを送ってくださいね(^^)
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