布オムツにカビが!捨てる前に【漂白剤】試してみて
布オムツを干していると・・・
「何このポツポツ!カビかしら~っ!あっちにもこっちにも、買い直さなくちゃ・・・」
なんてことが、起こってしまうことがあります。
布オムツは最低30枚必要といいましたが、カビが生える時ってたいてい数枚一気にやられてしまいます。
こんな悔しいことがありますか!捨てる前にちょっとだけあがいてみましょう。
黒カビ・ピンクカビの原因と防止方法
布オムツで出やすいカビには2種類あります。黒カビとピンクカビです。
両方とも出たら嫌な物には変わりないのですが、黒カビとピンクカビは原因が違うこともあります。
なぜカビが生えるのか、今の洗濯環境を思い出しながら読み進めてくださいね。
黒カビ・ピンクカビの原因となるのは主に3つです。
それぞれ、見てみましょう。
濡れたまま放置
黒カビもピンクカビも湿度の高い環境が大好き!濡れたまま放置するとカビはどんどん増えていきます。
以前布オムツ相談会が地域で行われた時に、「黒カビで困っている」と言っていたママさんは、手洗い後に浸け置きせずにバケツに溜めていたそうです。
おそらくバケツの中がカビ菌にとって、ちょうど良い湿気だったのでしょう。そうするとカビが繁殖しやすくなるので「気がついたらポツポツが・・・泣」となってしまうわけですね。
この方の場合は、次のことがオススメです。
ミョウバン水には殺菌効果があるので、カビが繁殖する前に殺菌することが出来ます。
洗濯槽の汚れ
洗濯槽はお掃除していないと、黒カビだらけなことがあります。その黒カビが布オムツに移ってしまうこともあるのです。
「洗濯槽は月に1回掃除するように」的なことが書いてあったりしますが、私は守った試しがありません。年1でしたね。ははは。
洗濯って布オムツならほぼ毎日すると思うんですけど・・・となると、毎日洗濯機は濡れた状態になります。
洗濯機は天日干しも出来ませんし、先ほど言った濡れたまま放置状態なんですよね。
まずは、洗濯槽のお掃除をしましょう!
ちなみに私は面倒なので、洗濯槽のお掃除もしてくれる洗濯マグちゃんを使っています。コスパも良いのでオススメです♫
実は色移りだった!
これ、私やりました。
ある日布オムツを干しているときに、ピンクのオムツを発見!!しかもほとんどやられてる。がびーーーーーーん・・・
みたいなことがあったのですが、よく見たら色の濃い部分と薄い部分があり、服の繊維まで着いているのが見えました。
わかりやすく色むらがある場合は、カビではなく色移りです。
次から色落ちしやすい衣類は、別で洗うなど気を付けましょう。
カビが生えてしまったら
黒カビもピンクカビも洗濯では落とせません。
そこで、使うのは酸素系漂白剤です!
塩素系漂白剤はちょっと赤ちゃんには刺激が強いかな~と思うので、酸素系を使うのが無難です。ちなみに、液体よりも粉の方が漂白力が強いですよ。
では、実際にカビを落とす方法をお話ししていきましょう。
酸素系漂白剤で浸け置き
バケツやタライがなかったら、洗面所に水を張ったりなどでもOKです。では、いきましょう。
ざっくりと言うとこんな感じです。
①のときに、漂白剤を溶かすために40~50℃のお湯を使うとか書いてあることが多いです。
いちいち計ってられないので、お風呂くらいの温度かそれよりちょっと熱いくらいを目安にすると良いです。
②の液に浸ける時間は、長すぎると生地を傷めてしまうので、浸けすぎに注意しましょう!
③は液ごと洗濯機にボトンと入れてしまって大丈夫です。後は洗濯機に任せましょう。
これで落ちなかった場合は、最終手段!煮洗いです。
酸素系漂白剤で煮洗い
特に黒カビに効果ありです!
ただし、煮洗いは酸素系漂白剤を使っていても、生地に負担を与えやすいです。試してみてこれでもダメだったら、捨てる(我が家では雑巾にする)方が良いでしょう。
布オムツをアツアツに煮るので、やけどに注意!では、いきます。
こんな感じです。
①のときに、お水をどれくらい入れたか、だいたいで良いので把握しておくと、後で漂白剤を入れやすいです。
④煮ながら残った漂白剤を菜箸で揺すって、溶かすようにしてください。強くやるとこぼれてしまうのでそーっと。
⑥の洗濯も、液ごとドボンと入れてしまってOKです。
ピンクカビは漂白剤を重曹に変えて煮洗いすると落ちるらしいです!やってみてくださいね♪
まとめ
赤ちゃんのおしりはデリケートだし、せっかく布オムツを使っているのに、雑菌だらけのオムツなんて履かせたくないですよね。
ご存知の方は多いと思いますが、カビが生えやすいのは梅雨や湿気の多い時期です。この時期が来たらカビ対策をしっかり行うように気を付けましょう。
また、今回の布オムツのカビ対策は、もちろんタオルなどでも同じように行うことが出来ます。
「他の物のカビも気になる!」という方はぜひ試してみてくださいね。
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