【ブログレビュー記事依頼】答えはどこにあるのか?
得体の知れない物は怖い
私はnote以外にもブログをやっている。レビュー記事のオファーが来る様にもなった。本来ならとてもありがたいことなのだろう。そこから道が拓けるかも知れないからだ。
初めてメールが来た時は驚いた。「え?自分にっすか?」ついに私にもそんなお誘いが来る様になったとワクワクし、そのメールを何度も読み返した。「まてよ・・詐欺かも」疑ったりした。優柔不断によって時が過ぎた。今更感もプラスして結局スルーした。メルアドも知られるリスクもある。「ブログのイメージと違うものは避けましょう」という言葉も思い出した。
何よりも上手く書く自信がなかったからだ。相手の要望や提出期限を守るのを考えるとストレスだ。ネタは気まぐれ。言い換えれば、出たとこ勝負。頼まれて書くのは何か違う様な気もする。戦略や計画を先に練ってからサイトを立ち上げて、ゴールをイメージした記事を書く。そんな風に始めてはいない。私は趣味でやっている。とは言え、ブログ飯に夢見るのはみんなと同じでもある。
やれば答えは見える
それから何年かしてまたレビュー記事の依頼メールが来た。実はちょっと後悔していた。その気持についてこんな名言がある。
したことの後悔は、日に日に小さくすることが出来る。していないことの後悔は、日に日に大きくなる。作家 林真理子
やらなかったことに後悔していたのだろう。そのレビュー内容は私が得意とするものではなかった。そして自身のスキルアップなど、丁度やる価値を自分なりに見出したので挑戦した。連休を返上して自分の持つ全てを投じて全力で仕上げた渾身作。普通はお金をもらっても良いくらいだと思う。出来栄えではなく、時間と労力をかけたからだ。でも私は無料で受けた。そうやって実績を作っていくのがプロの道なのか?とも考えた。もしかしたら、作品が評価され、後からお金が発生するかもと思ったりもしたが甘かった。
自分がまいたタネ
そして今また依頼のメールが来ている。内容は以前レビューしたジャンルのもの。きっとカモリストに乗ったのだろう。正直まったく書く気が無い。無料執筆でモチベーションが上がらないのもあるが、それ以上に、自分の書きたい分野ではないし、そもそもそのスキルもない。ただブロク更新したくて書いただけの分野。でもその分野もブログのランディングページにもなっている。
雑記ブログということで、日常の困りごとを解決した記事を書くことがある。必要に迫られ死にものぐるいで調べて解決した内容だ。本当はそんなことやりたくはない。もしお金があればお金で解決したいからだ。完全にユーザー目線ではなくセルフ目線。
ブログには、あなたが好きなことを書きましょう。好きでもないことを書かない方がいい。 誰かの言葉
そんな先駆者の教えがある。なぜなら、好きでもないことを引き寄せてしまうからだ。今回の私の様な事態になってしまう。相手は自分が好きでもないことに期待している。こんな辛い話はない。やりたくない事をするのは趣味じゃない。それでは今の本業と同じになってしまう。
「もしホリエモンやキンコン西野ならどう考えるのだろう」と、ふと考える様にもなっている。
今、自分が「自分の時間」を生きているのか、「他人の時間」で生きているのかを、常に意識しておくことが必要だ。(堀江貴文氏の名言)
とにかくこの2人は時間の重要性を重んじる様だ。
やりたくない事をするのは他人の時間を生きることでもある。子供の頃は損得勘定や体裁を知らない。ヤりたいことはヤりたいと考えるし、したくない事はしたくはない。今を大事にする。
可能性は無限
そしてもう一つ気になる言葉がある。
イヤなほうから幸運の矢というのは飛んでくる。イヤなところにこそ、運があるんですよ。 萩本欽一(欽言力)
『コント55号』今はもう知らない世代なのだろう。かつて一世を風靡した昭和のお笑いコンビ。最初、欽ちゃんは相方の次郎さんと組みたくなかったと言う。けどその後、大ブレイクした。
他にも、情報元は忘れたが、ある人がまったく経験がない苦手とする分野へと社内移動し、結果的にそれによって飛躍した本を読んだことがある。
もしかしたら、このレビュー記事をこなすことでその分野に詳しくなり、自分も知り得ない能力が開花され、新たな境地に立つかも知れないとも考えた。
正直な心の声
ただ今私は目先だが、自分がやりたい事が見つかり気分が乗っている。けどこのメールによって、気が散ってしまい。それを中断し、今この記事を吐き出している。
このしつこいメールに対して、丁重にお断りしようか、スルーし続けようか、新たな扉とし、嫌だけど苦労して自分を追い込み記事を作成しようか、心乱されている。
やはり自分のコンセプトは明確にして置くべきだった。好きでもない人に嫌われたくなくて、思わせぶりな態度をすれば勘違いする。恋愛のよくあるパターンに似ている。