社内SEという雑用係を辞めた話
どうもサターニャんです。
タイトルの通り、社内SEの退職を伝えたので今回は辞めた理由を備忘録代わりに書きたいと思います。
ざっくりまとめるとこんな感じだ。
◎雑用に追われる
〇給与が上がりにくい
△社内システムの導入やトラブルの対応がきつい
退職する時は基本的に入社したときと事情が変わった時だと思う。
上司が変わったとか、部署が変わったとかイレギュラーの多い今の時代、正社員ですら終身雇用なんてもはや幻想だとつくづく思う。
自分が社内SEに転職した時も、俗にいうスキルが~とか、市場価値が~、給与が〜
なんてあまり意識しなかった。
前職がSESで「資格や業務経験をネタに"単価”を上げる人売り業界」にウンザリしていたから、普通に自社内で安定的に働けるという意味(本来は当たり前^^;)では十分満足できた4年間でした。
★人が辞める理由は入社時とギャップが出たとき。
なぜ退職するのかという一番大きな理由は「雑用に追われる」ようになったからだ。
給与が安いとか、スキルが身につかないはまだしも
「安い賃金で、雑用だらけ」
になると人は想像以上にストレスが溜まると思いました。
「新人のうちは苦労して上司の下で下積みを積む。」みたいなのが一番ストレスを感じる理由は多分
・給与やすい
・ガチ雑用
・自分の裁量で仕事ができない
とかじゃないですかね。
給与とかスキルというよりも複合的に「将来がない」と思われたら一定数は辞めてしまう。
★上がらない賃金と増え続ける雑用
自分の場合は管理する拠点が増やされた。
最初はA拠点だけだった管理が、B拠点、C拠点と増やされ、さらに隙を見てはもっと別の部署も手伝えば?
と言われる始末。
恐ろしいことだが、日本というムラ社会の職場では
暇そうに見えるだけで大量の仕事を無償で押し付けられる。
また当然、彼らから見ればそれらは雑用の扱いなので「賃金」には一切反映されない。
昨今は中小企業は賃上げや生産性とやらで、少ない人員で回そうと必死なので居座りたいベテランや中堅の仕事押し付け圧は凄まじい。
ここら辺は、社内SE求人でも「総務などの業務もあります」など地雷が最初から書いてある場合もあるが、
書かれていないが入社後に「あれもこれもやって」というパターンもあるので完全な回避はできないと思う。
こう考えると、中小企業の社内SEは基本的にその地雷があると思っていたほうがいい。
SES、そして社内SEとIT業界にいたが、そろそろ老眼と勉強ばっかの人生にウンザリしているので、
しばらくはダラダラニートをしながら、ぼんやりと転職サイトでも眺めようと思う。