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【あなたはいくら?】エンジニアの単価について

こんにちは、サタンです。

先日、このようなポストをしたら、今までにないくらい反響がありました。

たくさんのコメントをいただいたのですが、大別すると以下の2つにまとめられます。

  • お金の話ができないエンジニアは3流

  • お金目当てでスキルが伴ってないヤバい奴がいて困る

ざっと見た感じ、2つ目の意見が多かったです。(ちなみに、1つ目の意見は現役でバリバリ稼いでおられるフリーランスエンジニアからのみでした。)

プログラミングスクールの「未経験から年収イッセンマン!!」のせいで、とりあえずお金が欲しいハイエナのような人がITエンジニアになって、現場を荒らしているのは事実だと思います。

ただ、個人的にはこれ自体は悪いことだとは思っていません。

フリーランスエンジニア業界は、今は過渡期にあると考えています。

過渡期イメージ

市場が成熟するまでの不安定な期間なので、フリーランスエージェントの乱立、金目当て無責任フリーランスの横行が目に付くのは仕方ないと個人的には考えています。

時間の経過とともに、有害なエージェントは淘汰されて、市場として健全な状態に落ち着くだろう、というのが私の勝手な憶測です。

話が少し逸れましたが、タイトルにもあるエンジニアの単価とは何で決まるのでしょうか。

私は以下の2つだと考えています。

  • 技術領域

  • 業界の財務的体力

まず、技術領域についてですが、こちらはエンジニアでなくともすぐに思いつくでしょう。

今からエンジニアを目指すのに、COBOLやDelphiを勉強する人はいません。COBOLエンジニアは食いっぱぐれることはないでしょうが、平均単価も低く、衰退するのみの領域に一生を捧げたいとは思わないですよね。

どうせなら、GoやReactといった高単価な案件が豊富な技術領域に進んで、バリバリ頑張りたいのがエンジニアです。

(COBOLエンジニアの平均単価)<(Goエンジニアの平均単価)である以上、あなたがどれだけ優秀なCOBOLエンジニアでも、業界歴3年のGoエンジニアには単価では勝てません

https://hipro-job.jp/newsroom/pressrelease/20230328-01/

次に、財務的体力についてですが、これは私が勝手に作った言葉です。簡単に以下のようなことを意味しています。

  • 業界の利益率

  • その企業のエンジニアの平均年収

  • 商流の深さ

言ってしまえば、エンジニアにお金を出す余裕があるか、です。

これ、意外と見落としがちなのではないでしょうか。私は技術領域選び以上に大切な項目だと思っています。

平均年収が低い業界で頑張っても年収1000万円には到達しないように、エンジニアにお金を出さない業界、企業にいるのであれば、あなたがつよつよエンジニアであっても収入は増えません

同様に、N次受けSESでどれだけ頑張っても年収が増えないのは、そもそも会社に入ってくるお金が少ないので、エンジニアに還元できないからです。

これは経験則になりますが、エンジニアにお金を出せない企業はエンジニアにとってヤバい現場が多いです。

余裕がないぶん、単価に対して必要以上に要求をしてくるので、PJTは燃え盛り、誰も幸せにならないプロダクトが出来上がります。

※私が実際に体験したヤバい現場のエピソードはこちらから

「あなたは何ができるエンジニアですか?」

この質問に答える前に、どこで働くエンジニアになるのか?を今一度しっかりと考えましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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