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エレキギターの最新トレンドは「ワイヤレス」だけど、ひとこと言いたい

この数年間、エレキギターの最新トレンドは「ワイヤレス」でケーブルを使わずに音を鳴らすのが流行となってる。
つい最近、ヤマハからワイヤレスギターアンプ『THR 30Ⅱ』が発売された。

ワイヤレスギターアンプを世界で一番最初に発売したのはローランドなんだけど、ヤマハその2年後ぐらいに出して来た。
この製品の特徴は、

○ケーブルを差さずにワイヤレスで鳴らせる
○バッテリー駆動でどこでも持ち運べる
○USBに対応してオーディオインターフェイスとしてパソコンへ録音可能
○Bluetoothに対応してスマホの音源などを鳴らせる
○PCやスマホのアプリでギターの音色設定が出来る
○アンプタイプが3種類から選べる
○作ったサウンドを5つまでメモリー保存可能

と今時の機能としてはこんな感じ。
基本的なサウンドの方は「ヴァーチャル真空管サウンド」といった感じで、要するに艶があって生々しくて抜けの良い音をデジタル技術で再現したといった風。

その辺で売ってるソリッドステート(真空管が入ってないタイプ)のギターアンプと比べて、全くギター音のリアルさや存在感が別次元です。

とまぁ、簡単な説明としてはこんな感じなんだけど、俺としては惜しい部分がある。
個人的にはボーカル専用のインプット端子も備えて欲しかったという事。

つまり、「ギターを鳴らしながらボーカルも同時に歌えるようにして欲しい」という要望。

例えば、ブルースマンとかフォークシンガーはギターを弾きながら自身の歌を披露する訳です。
ジミ・ヘンドリクスも歌いながらエレキギターを掻き鳴らすでしょ?
あいみょんとかギター女子も大体、弾き語りでストリートライブをするやん。
だから、ギター&ボーカルの両方が一つの機材で再現可能な方が便利だし、多くのミュージシャンは「これ、めっちゃ欲しい」ときっと思うだろう。

こういう意見って音楽を実際にやってる人に聞かないと、なかなか開発者の頭からは出て来ないアイデアだと思うんだな。

俺自身もエレキギターを弾きつつコンピューターのDTM(デスクトップミュージック)やスマホを使った遠隔DJライブをするので、それらを全てカバーするような新タイプの音楽機材が欲しいんよね。
例えば、エレキギターを鳴らしながら、ボーカルで歌いながら、スマホ音源を鳴らすという、3つの音を同時に1つのデジタルギターアンプで鳴らすようなスタイルです。

ドイツのミュージシャンなんか結構、そういうアバンギャルドでプログレッシブな音楽をやるからね。

個人的にはそういう事が出来るなら即買いします(笑)。

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