Bravo Concealment Torsion 3.0 IWB Holster
Bravo Concealmentさんからの誠意でホルスターをサービスしてもらいました
こんにちは。やまもよです。
先日、突然インスタのDMでアメリカのホルスターメーカー、Bravo Concealmentさんからメッセージをいただきました。
B「お前のコンテンツいいな!無料でモノ送るから投稿してや」
僕「ありがとうございます。エアソフターだけどいんすか?」
B「余裕余裕」
というやりとりを経て、この度4つの製品を提供していただきました。
めっちゃ嬉しいです。
Bravo Concealmentとは
アメリカのテキサス州にある、コンシールドキャリー/EDC向けのホルスターを作っているメーカーです。
マグプルダイナミクスが流行っていたあたりの時期に、パンケーキタイプのカイデックスホルスターでかなり有名だったイメージです。
最近では生産性を追求して製造工程や素材を見直し、リーズナブルな価格で安定した品質のホルスターの供給を目指しているようです。
素材については現行品はカイデックスではなくポリマーになっています。
僕も以前から知ってるメーカーだったので、まさか製品を提供してもらえるなんて大変嬉しい限りです。
今回の記事ではいただいた製品4つのうち、IWB用セットアップに使う2つを紹介します。OWB用はまた次回。
また、記事の最後にはBravo Concealment製品が割引になるクーポンコードも記載しています!
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
Torsion 3.0 L-B (For Glock17/19 X300U)
IWB用ホルスターのTorsion 3.0 L-B (Light Bearing)。
今回いただいた中で一番気に入ってます。
IWB (Inside Waist Band) はホルスターをベルトの内側に取り付ける方法です。衣服の下に隠してキャリーすることを前提としています。
兼ねてよりIWBに興味はあったのですが、いかんせんエアソフトしかやらない人間にとってはそこまで優先度が高くないので後回しにし続けていました。提供していただけたのは本当にいい機会です。
今回選んだのはSurefire X300Uの付いたグロック17/19に対応したモデルです。
.40S&Wの22/23、.357SIGの31/32も対応します。
グリップ付け根までしっかり握り込めるカットになっており、抜きやすいです。
オプティクスにも対応しています。
スウェットガード (Sweat Guard) は高めです。ミッドガードくらい?
ホルスターが空のときは姿勢次第で腹に食い込むことがあります。
こちらのネジの取り付け位置を変えるとリテンションの調整ができるのですが…目一杯プラス側にしても正直大きな変化を感じませんでした。
エアガンにレプリカのライトの組み合わせなので、もしかすると寸法が微妙に違ってるなんて可能性もありますが…
今は写真のようにリテンション最弱(マイナス端側)で使ってます。
身体に装着してない状態だと、逆さにしてちょっと振ったら銃が落ちてきます。
ですが、IWBホルスターは装着時には身体とベルトの間で挟まるので、使う際には十分なテンションがかかります。
四六時中激しくバク転してる人とかじゃない限り脱落の心配はないと思います。
Torsion (ねじれ) という製品名ですが、このホルスターはTorsion Technologyという米国特許取得済みの設計に基づいているようです。
より身体に密着しやすいデザインだとか。
上記の画像を見ていただくと、銃がクリップの位置と平行ではなく、腰回りのラインに沿うようにねじれているのがわかるかと思います。
Magazine Pouch
Torsion 3.0とセットで紹介したいマグポーチがこちら。
汎用的で便利なシングルマグポーチです。
こちらはGlock19/23/32用です。
IWB用途で使いたくて選んだシングルマグポーチです。
付属するのはOWB用のベルトループですが、IWB用のクリップをポーチの外側に取り付けることでIWB化できます。
ポーチ横についているプラスネジを締め込むとリテンションが調節できます。
といっても一定以上締め込むとめっちゃキツくなったので届いたときくらいでちょうどいいです。
IWB用途だと身体とベルトで挟まるのでなおさらです。
また、後述するTorsion 3.0ホルスターと連結する方法もかなり便利です。
選べる3つの装着方法
マグポーチまで紹介したところでホルスターの説明に戻ります。
Torsion 3.0の嬉しいポイントの1つは装着方法の汎用性です。
クリップの位置を調整したり交換することで、4 O'Clockポジションやアペンディックスポジションに幅広く対応できます。
・デュアルクリップ
届いたときはクリップが左右両端に2つ付いた状態で来ます。
ズレにくく安定してドローできます。
クリップの取り付け位置を調整して高さを変えたり、角度を付けることができます。
・シングルクリップ
また、付属する長いクリップを使ってシングルクリップにもできます。
・サイドカースタイル
3つ目が、ホルスターとマグポーチを連結してサイドカースタイルにする方法です。
僕のセットアップは現在これです。
アペンディックスキャリー (Appendix Carry) 用途に限定されますが、着脱が楽になり、ポーチがくっついているおかげで予備マグの位置も安定します。
ホルスター、マグポーチの両端にIWB用クリップを付け、連結する部分を重ね合わせてネジで固定します。
連結部分に使うネジとOリングはOWB用ベルトループから拝借します。
完了です。
マグが多少でも抜きやすくなればいいなと思って、マグポーチをできる限り外側に角度が付いた状態で止めています。
本来角度つけて連結できる仕様じゃないので誤差レベルしか付きませんが…
銃とマガジンを入れると…よく見るシルエットですね。
グロック19本体側には隠しやすいように15連マグ、予備マグは17用フルサイズにTTIエクステンションで23発入り。
全部で38発携行できます。エアガンなので本当はもっと入ります
詳細な手順は公式がYouTubeに動画を上げています。
わかりやすくて助かりました。
元々この方法は製品開発時には想定されておらず、ユーザーが勝手にやり始めた方法を公式が認めた形のようです。
いくつかの動画で触れられているほか、こちらのページでも書かれています。
サファリランドUBLにレッグストラップ付ける改造が流行ったのと似たものを感じます。
こういう事情なので、マグポーチに角度がつけられないのは致し方ありません。
とはいっても、想定されてなかった割には結構快適に使えます。
マガジンポーチも角度がついていればもっと抜きやすいのでしょうが、これでも十分使えます。実用に問題ないレベルです。
反りの角度もちょうどよく、お腹周りにしっかりフィットします。
AIWB (アペンディックスキャリー)
僕はIWBの中でもとりわけアペンディックスキャリーに強い関心がありました。隠しやすく、抜きやすい。
ここ数年で一気に人気が出てきた印象です。
僕もかつてサバゲーチームアペンディックスキャリー隊長のムサシなる名を騙ってナメた動画を投稿していたことがあるのですが、実はアペンディックスホルスターを所有していませんでした。恥を知れ
ミリブロで和訳したT.REX ARMSのAIWB解説記事 (今は元記事が見れなくなりました) を転載したあたりからAIWBホルスターを買おうとは思ってたのですが、修正第二条が存在しないこの国で拳銃をキャリーできるのは秋葉原以外存在しないため優先度が低かったのです。
別のもの買ったりなんだりして気づいたらもう3年くらい経ってたんですが、今回ついにAIWBデビューを果たすことができました。
アペンディックスホルスターを装着するとき、いくつか気をつけるポイントがありました。
ベルトと服です。
ふにゃふにゃの普通のパンツベルトだと、銃の重さを支えきれずにプリント(銃のシルエット)が出やすかったり、不快感が出やすいです。
拳銃をキャリーすること前提で設計されたEDC用のベルトがおすすめらしいんですが持ってないので、持ち合わせの中では一番マシなFusion Climb製リガーベルトを使っています。
衣服については、このベルトとホルスターのセットアップだと、薄手のTシャツ1枚ではちょっとプリント気味でした。
ゆったりめのオーバーサイズシャツやボタンダウンシャツなら結構マシになります。
ベルトを変える他、クローも取り付ければより改善するかもしれません。
ホルスター装着時・非装着時の写真です。違い分かりますか?
写真で見るとバレなさそうに思うんですが、付けてる本人的にはプリント出てる気がしてならないです。気にしすぎかもしれない。
ドローはまだ練習を始めたばかりなので、よくインスタで見かける方々のような超スピードは出せません。
今はフォームを定着させる段階です。
練習するにあたって調べていて初めて知ったのが、ドロウの際にいきなりフルグリップしにいかない方がいいみたいです。
結局上手く握り切れず、浅いグリップで抜き出しがちになるからです。
リホルスター時のように、親指をスライドの上に添えて抜き出す方が安定してハイグリップできます。
僕も最初はフルグリップしようとしてたのですが、こちらのほうが確かに安定します。
以下の2つの動画が参考になりましたので貼っておきます。
そしてこれは僕が練習してる動画です。あ
気軽に買える価格と入手性
Bravo Concealmentでは自ら謳っているように、品質と供給の安定した製品ラインナップを、リーズナブルな価格帯で展開しているのが強みです。
今回紹介したTorsion 3.0 L-Bは単体で34.99ドル、シングルマグポーチとセットでも54.99ドルとかなりお買い得です。
また、現在はセールでさらに安くなってますね。49.48ドルだと大体6300円くらいです。
もちろん、例えばAIWBであればそれに特化した形状のホルスターは他に存在します。
T.REX ARMSのSidecarはその名の通りサイドカーの語源ですし、参考動画を貼ったTier1 ConcealedもAIWBホルスターで評価の高いメーカーです。
AIWB用途での使い勝手だけ比較すれば、Bravo Concealmentはベストじゃないかもしれません。
しかし、AIWB/4 O'clock兼用、ライトにも対応、位置調整も効いて抜きやすい。これだけ汎用的・実用的な機能を備えたホルスターが、マグポーチとセットでも1万円を切っている、というのは正直破格です。
細かいオーダーメイドができない代わりに、供給力に特化していることがよく伺えます。
発送も早かったです。今回はあちらがFeDexを使ってくれたというのもありますが、オーダーした翌日には発送され、5日後に届きました。
入手性がとにかく良いので、コンシールドキャリーを始めてみたいとか、違う種類の銃を買ったのでとりあえずホルスターが必要とか、そういう場合にも心強いメーカーかなと思います。
もしオーダーメイドの高価なホルスターが後に欲しくなっても、Bravo Concealment製品で練習して培った経験を基に、より自分に最適化した仕様でオーダーできることでしょう。
何より実績のあるメーカーの実物ですから安心です。
Serpaホルスターのレプリカなんか買わないでください
クーポンコード
元々お得なBravo Concealment製品ですが、チェックアウト時に以下のクーポンを入力するとさらに10%オフになります!!
お買い物の際には是非ご活用ください。
10%Off Code: Yamamoyo10
ちなみにお買い物の際は以下のリンクからご購入いただくと、若干僕にも入るようになっています。Bravo Concealmentさんすごいです。
よろしくお願いいたします。
次の記事では残りの2つ、OWBホルスターとダブルマガジンポーチを紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。