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個人で購入可！英語で読み聞かせにおすすめな本

三石郷史（英語塾キャタル代表）

前回のnoteで英語が苦手な親でもできる読み聞かせ法について書きました。今回はその続編として、読み聞かせにおすすめな本をご紹介します。記事後半ではオンラインで個人が購入できるおすすめのサイトをご紹介しますので参考にしてみてください。

読み聞かせ本の選び方

前回の記事で、読み聞かせるなら「まずは簡単に読めて面白い本を」とお伝えしました。少し重複する部分もありますが、本の選び方について大事なポイントを改めてご紹介しておきます。

①レベルにあった本を選ぶ

読み聞かせ本を選ぶ際の必須条件は「レベルにあった本を選ぶ」です。なぜなら、レベルが低すぎてもつまらなく感じますし、高すぎても内容が理解できずに嫌がってしまうでしょう。レベルにあった本であれば読んでいて楽しく、長く続けることができます。ちんぷんかんぷんなレベルのあっていない本では読み聞かせは続きません。少し簡単なものから始めるのがおすすめです。読み始めてつまらなそうにしていたら、無理にその本を続けずに、お子さんが気に入る本に出会うまで根気よく付き合ってあげてください。その代わり、一度お気に入りの本が見つかったら、暗記するくらいまで何度も何度も読み聞かせをすると正しい英語を音で覚えるようになります。

②教材化されている本を選ぶ

レベルにあった本を見つけるのは意外と難しいです。なので読み聞かせ本には、一般的な本や絵本ではなく、シリーズものの教材として販売されている本をおすすめします。これは、教材として売られている本には英語の難易度がLexile指数やCEFRレベルなどできちんと記載されているからです。また使用単語数なども教材本であれば記載されています。

さらに、シリーズものの教材は、読み聞かせを進めていく中でレベルが上がってきたら同じシリーズで次の本も探すことが可能です。一冊読み終わったら「次はこっちを読んでみようか」と次に進めやすくなります。

普通の本や絵本の方が本屋さんなどで気軽に手に入れることができるのがメリットですが、音源がついていないことも多く、英語の難易度も記載されていません。本のレベル感がよくわからないまま、読み聞かせするよりも、レベル感の指標がある本の方が選びやすいでしょう。これは読み聞かせに限らず、英語学習者が洋書を選ぶ際に言えることです。

③　必ず音源がついているものを選ぶ

英語の本の読み聞かせの最大の難所は、お母さんやお父さんの発音で果たして読み聞かせをしていいのかと悩んでしまうことでしょう。そんな英語に自信のない親御さんのためにも、是非音源があるものを使ってください。子どもにとって親の声は特別です。なので、単にCDなどの音源を再生するだけでなく、読み聞かせをするつもりで一緒に読んであげてください。発音に自信がなかったとしても、音源があれば大丈夫です。子どもにはネイティブと非ネイティブの発音を聞き分ける力がありますので、自然とネイティブの音をピックアップし、そちらを真似るようになります。

おすすめの教材化されている読み聞かせ絵本

上記を踏まえて、おすすめの個人が購入できる読み聞かせ絵本を2種類ご紹介します。

①Oxford Reading Tree　〜サブスクでも読める！

Oxford Reading Treeシリーズの絵本

イギリスの小学校でも使用されている絵本、Oxford Reading Tree。英語学習者の定番本としても有名で、おうち英語に取り入れられている方も多いのではないでしょうか。キャタルのバイリンガル教師も高確率で小さい頃読んでいたと答える本です。

Oxford Reading Treeでは200冊以上の絵本があり、それらが全てレベル分けされている(Stage1〜 Stage 9)のでレベルにあった絵本を選ぶことができます。一番下のレベルは8ページの絵本から始まり、レベルが上がるにつれて少しずつページ数も増え、一番上のStage 9では32ページになります。もちろん音源もついているので、正しい発音を確認しながら読み進めることができます。

全ての絵本にStage1-9のレベルが記載されていて選びやすい。

また、登場するキャラクターがStage1〜Stage9まで一貫しているため、混乱することなく、安心して長く楽しみながら読むことができます。

現在、Oxford Reading Treeはオンラインで購入が可能です。1パック6冊のセットや、Stage 1からStage 9までの30パック、180冊がセットになっているものなどがあります。

購入はこちらから： https://www.oupjapan.co.jp/ja/products/list/22

また、都内22箇所の図書館でもOxford Reading Treeを取り扱っているようです。無料で貸し出しができるようなのでぜひ最寄りの図書館で確認してみてください。

その他、直近ではOxford Reading Clubというオンラインのサブスク型リーディングコンテンツも提供されています。こちらは1ヶ月990円でOxford Reading Treeを含む100冊以上のコンテンツがオンラインで楽しむことができます。これならお子さんのレベルにあったレベルのものを無駄な出費をせずに試すことができるのでおすすめです。

②Pearson Disney Kids Reader　〜　みんなの大好きなディズニーを低価格で！

英語に抵抗感を持っている方などにぜひおすすめしたいのは、大手出版社ピアソンが出しているディズニーの絵本、Disney Kids Readerです。誰もが知っている定番のディズニーストーリーはもちろん、アナ雪やズートピアなど最近話題となっているディズニー映画も英語の絵本で楽しめます。

Disney Kids Reader ではレベル1からレベル6に分けられており、各レベル6冊ずつ用意されています。もちろん全て音源付きです。また、各絵本に付随するワークブックも用意されているので、手を動かして何かをするのが好きなお子さまには絵本だけではなくワークブックも購入するといいかもしれません。絵本を読んだ後の振り返りや理解度チェックにワークブックを活用するのもおすすめです。

Disney Kids Readerは下記から購入が可能です。1冊ずつでも、レベルごとの6冊セットでも購入できます。


今回は個人でも購入できるおすすめの読み聞かせ本を２種類紹介させていただきました。ぜひおうちでの読み聞かせ本の選び方の参考にしていただければ幸いです。

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