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この時間が礎となる⁉️「優しさ」を深く考える時間を作る‼️
さぁ,来週から本格的に学級経営がスタートします。3月のゴールを見据えた上で「4月に何をやるか」は,間違いなく結果に大きな影響を与えます。
学期始めは,本当にやることが多くテンテコマイ・・・
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行事予定を見ただけで,吐きそうになりますね😱笑
大丈夫です,作る側も吐きそうになって作っていますから👍笑
一方的かつ爆発的に増える一方の,ToDoリスト‼️
優先順位を付けて整理をしても・・・結局全部やらなあかんやんっ😭
と自分で突っ込むハメになるわけですが
「肉を切らせて骨を断つ」
の精神で,大切にしなければならない時間があります。
それが「優しさ」について深く考える時間です。
ほとんどの子どもたちは,友達に優しくしたいと思っているし,そうなりたいと願っています。それでもなかなか上手くいかないことが,たくさん起こるのが学校という場所。もどかしさと闘いながらもがいている彼らに
「友達に優しくしましょう‼️」
という,上っ面の言葉を投げかけても,行動変容には繋がりません。
考えて,考えて,具体的な行動を試して失敗を重ねることで,ようやく小さな行動変容が生まれます。この第一歩である「優しさについて深く考える」時間を,4月に学級で共有する必要があります。
🟧友達に優しく・・・の,意味は⁉️
新しい学級がスタートはとにかく誰もが不安を抱えています。
その不安を解消するために,味方を作ろうと少しずつグループができていくのですが,その時期によくあるのが
友達を守るために,友達以外を傷つけてしまう
という行為。例えば,仲良くなったAさんの悪口を,誰かが言っているのを聞いて(もしくは噂を聞いて),Aさんに「◯◯さんがあなたのこと,こんな風に言ってたよ」と告げる。学校で起きるトラブルには,こういった悪意のない些細な言動が起点になっている事が,意外と多いのです。そして,起点の中心にあるのが「友達のために・・」という「優しさ」です。
この部分にアプローチしていかなければ,複雑なトラブルに発展してしまったり,や人間関係の不協和音が生まれたりしやすい空間ができてしまいます。
では,具体的に「優しさ」について,学級で子どもたちとどう共有していけば良いのでしょうか⁉️私は担任をする際に,
「優しさの発信と受信」というカタチで学級で子どもたちに伝えます。
🟧発信「境界線を取っ払うこと」
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当たり前な事かもしれませんが,同調圧力がかかりやすい
学校という場所ではこれが1番難しいんです。
仲の良い友達に優しく・・・実は簡単でほとんどの子どもたちは始めからできています。しかし,「相手が誰であろうと同じように接する」なんて,意識してもそう簡単にできる事ではありませんよね💦
というか言葉の意味をそのまま受け取れば,そもそも,無理な話です。
大人はこれまでの経験で,そうあるべき部分とそうでない部分を
無意識のうちに補正して区別できますが,子どもはそうはいきません。
だから,しっかりと言語化して具体的に伝える必要があります。
「まずは,優しさの境界線を取っ払うことからスタートしよう」
あまり親しくない学級や学年の友達,そして初めて出会った先生に優しい行動を取っていたら,それはめちゃくちゃチャンス‼️
その行動の素敵さ・素晴らしさを本人やクラスのみんなに伝えていくことで,優しさの友達と友達以外という境界線を無くしていきたいですね☺️
🟧受信「表面上やエゴも優しさとして受け取る」
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もう一つは,自分が優しさを受け取った時の場合です。
あまり親しくない友達に,親切にされたり優しい言葉をかけてもらったりした時,自分がどのように受け取るのかはとても重要ですが,この「受け取り方」というのは,こちらが意図して声をかけなければ,子どもはなかなか意識できません💦
子どもは,先生に褒められたいからとか,みんなの票をもらいたいから・・・そんな理由で行動する,要は見返りを求めた打算的な行動だってたくさんあります。
(♯大人だって,そんな黒い部分は・・・ある😎笑)
たとえそれを感じたとしても,それを「優しさ」として受け取る気持ちをもつことは大切です。もちろん感じ方は自由で構いません🥴どんな気持ちで取った行動であろうと,受け取る人にとって優しければそれは優しさだと決め,ありがとうを伝える。その行動自体が,どんどん自分の中にある「優しさ」に深みを与えてくれるようになります‼️
🟧エンディング✨
優しさについて学級で深く考える時間を取る・・・
このクソ忙しい4月にそんな時間は少ないかもしれません。
けれど,ここは肉を切らせていい時期です。これからの1年の全ての土台になる部分です。子どもたちと,深く語り合ってみませんか⁉️
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