物流2024年問題を見ての感想
14%供給が落ちる
長距離運輸ができなくなる
現代日本の標準的な労働時間は1日8時間ですよね。
1日4時間残業する前提(つまり日12時間)。
これが前提条件になってる時点で変じゃね?
この14%の供給 というのがそもそも物流企業に勤める 主に運転手の方たちの残業の上に作り出されていた 供給であった、という認識がまず必要です
まずこれがよろしくないと私は感じました
率直に言うと 無理の上に成り立っているというか 介護職とかの医療現場でも同じようなことが言えると思うんですけど現場の人がものすごく 無理して現在の供給を支えている
12時間以上労働しても全然平気だよって人、めちゃくちゃいます。それは知ってます(それくらいのメンタルじゃないとやっていけない)。私は2年半くらいですがトラック業界にいて、そこの労働者たちを間近で見て、自分自身働きました(どちらの職場ももう少し続けていたらいまここにほぼ100に近い確率でいません)。運送業の現場やそこにいる労働者たちがどんな感じなのかは実体験ですごく、知ってます。
しかし、現在の基準労働時間が1日8時間なのだから(つまり多くの人がそんくらいが適切だと考えている)、8時間以上が常態化している時点でそれは過剰な労働であり、基本的に規制対象になるべきだと考えます。
さらには 人手不足という現状が示しているのは あの労働条件(労働時間と給与)では多くの人(国民全体からしたら)が働きたくないと思っている(日勤のドライバーだと手取り20万 残業代含めても行かないというか そんのくらいの人も結構いた)。
規制
これ1つだけ見れば今回の規制は適切だと思った。私個人は 運送業 物流の労働時間を長すぎると感じていたから
しかもこれ、規制されて尚、年間960時間、1日4時間残業できるわけで^^;
国が現場を見てない、解ってない、のはいつものことですが、その現場自体が長時間労働前提、になってた、それが常態化していた、のも事実。今もたらされている 供給が1日8時間労働の基準から見てもなお過剰労働 の上に成り立っているわけであって。