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【安楽死】票集めの政党が政権を握る危険性について

考えたいと思います。

終末医療に於ける積極的安楽死
つまり【耐え難い苦痛(肉体的苦痛に限らない)があり、回復の見込みがない人】への安楽死に私は賛成ですが、その為にはその行為が合法化される必要があります。


しかし、現与党が合法化に向けて動かない。一方で安楽死を望む人の声は高まるばかり。


こんなとき、安楽死を合法化しようとする政党が政権を握る可能性があります。

しかし、この安楽死を合法化しようとする政権は、単に票集めの為に安楽死を持ち出しただけかもしれないのです。


安楽死を政治に利用する


仮にこの政党が政権を握った場合、安楽死は合法化される。それはそれでいいとしましょう。

しかし政治はそれだけじゃないんですよね。他にも取り組んでいかなければならない問題が山ほどあるんです。

安楽死だけを標榜して政権を握った政党が、その他の政治をきちんとできるのか?


出来なければ、社会全体が地獄化し、社会全体で見れば苦しむ人が増えてしまうわけです。


だから、私は安易に
安楽死を標榜する政党に投票はしない。


安楽死を望む人は、
安楽死を公約に掲げる政党に
投票したくなりますが、

その政党が

安楽死以外では、
どれだけ政治をきちんとできるのか? 

できそうなのか? 

日本を任していいのか? 


これは必ず見た方がいいです。



安楽死は合法化しました。でもそれ以外は今より(既に地獄な今より)数倍地獄化した社会になりました。



じゃ、話にならない。




ちなみに今だと安楽死制度を考える会、が今回の題材に近いけど、ここは安楽死を標榜するだけでなく、安楽死とは別口で、民意を取り入れやすい案を考えているところが面白いと思いました(というよりこっちが先なのかな)。

党のホームページ見ただけだから、まだここに関しては何とも言えないけどね。





安楽死を推す政党があれば、
必ず安楽死以外の部分も見ること。


が、大事だと思います。




ああ。



もちろん社会のことなど考える余裕すらない程苦しみに追い詰められているなら、話は別だ。



そんな人は


自分が安楽死できたら、
それでいいんだから。