ボーイズオンザランのちはるはクズだったのか?
ネタバレありです。
作品を読み終わった方を
対象とした記事です。
ボーイズ・オン・ザ・ランという漫画に、植村ちはるという子が出てきます。
最初よんだ時は前半はいい子だったけど後半主人公と再会してからクズになってしまったな、と言われます。
しかし同情する点もあり、青山(クズ)にとてもひどいことをされていますし、また主人公との関係も運悪かったと思っています
考えていくうちに、一つの点が気になりましたそれは千春と主人公が仲違いをするきっかけとなったアクシデントなんですけれども、このアクシデントがいかに衝撃的だったとはいえ、その後きちんとした説明を受けて、
ちはるは頭では納得しているんですね。
あれが勘違いだったということに。
なのに気持ちが離れてしまった
つまり千春はとにかく
感情を突出して
重視する人間ではないのかと
アクシデントが起こったことによりそれに対してそのつもりはなかったと思う弁明が主人公からされ、そのことを頭では理解しているにも関わらず、気持ちを整理しきれない
そういったことは
あると思うんですよ
しかし私が言いたいのは、あのアクシデントがなかったら、果たして主人公とちはるはその後うまくいっていたのかということです
そうその後
付き合っていれば
その後もありますからね
その後同様に
弁解ができるけれども感情的に NG なことが起こってしまった場合、同じような道をたどるのではないか、と。
その後主人公がちはるを勘違いさせるようなことが一度でも起こってしまった場合、結局破局してしまうんじゃないのかということです
遅かれ早かれ同じ結果になるということ
そういった意味であのアクシデントがあったから駄目だったとは思えないんですよね。そこでたまたま運よくあのアクシデント起きなかったとしても、そのうちダメになってしまうんじゃないのかな
その可能性が非常に高いのではないかと
なぜなら釈明しても
どうにもならない相手