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CLP問題の何が問題だというのか。

 いえいえ、判ってますよ。dappi氏と自民党の癒着問題を追求していた同組織が、立民党から資金提供を受けていた。なんやねんそれ、となりますよね。

 でもね、僕は思うんですよ、もっとカネ貰ったらええやん、って。銭バンバンもろて、くれた相手をバンバン批判すればええやん、って。

 そう、問題の本質は、批判精神に手心を加えていなかったか否か、であり、そこを本当に追求している批判者は果たしているだろうか。つまり、ファスト文化に慣れすぎて批判も紋切り型になっていないか。
 中立を謳うメディアが特定組織から金を受け取っていた!すわ鎌倉!そんなゼロイチの判断基準しかない批判が、一体何を生み出せるというのか。いまそんな判断が世間で跋扈しているからこそ、僕らは大変に息苦しい生活を強いられているのではないか。その潮流に、僕らが荷担してどうするのか。

 その意味で、津田氏らの抗議文とやらには僕は冷笑を浮かべざるを得ないし、CLPには今後とも、党派性をかなぐり捨てて野犬のような批判精神を発揮していただきたいと、僕は心の底からそう思う。

 


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