冬の夜

三日月に腰かけて

夜の街を上から眺める


頭上の星よりも明るい

街の灯り


天の川みたいに流れる

車のライト


キラキラしたこの宝石箱みたいな街


きみも一緒に

ぼくのとなりでこの景色を眺めてみない?


大丈夫

ぼくがいれば

何も怖くない


一緒に三日月に腰かけて

長い夜をたのしもう


温かいミルクに

星屑でできたお砂糖を溶かして


冬の夜

二人でいれば寒くない


二人

三日月に腰かけて



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