虹のかけら
なんにも見つからない
どこにも行けない
身体が動かない
心が弾まない
ちっくたっくと時計の音だけが
気持ちを焦らせる
何にも知らない
どこかもわからない
感情の赴くままに
行動できたらいいよね
ちっくたっくと時計の音が
私の背中を押し続けてる
手を伸ばして
走り出して
辿り着いた先には
まだ見えないゴール
終わらないゲーム
休む暇なんて与えられない
過酷な人生ゲーム
ほんの小さな虹のかけらを探す旅
目を見張らないと消えてしまう
ただひたすら上だけを見て
探し続ける微かな希望を
胸に閉じ込められる日が来るまで