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InsurTechベンチャーのデザイナーが大切にしている考え方をご紹介

こんにちは!

Sasuke Financial Labのチーフデザイナーの大橋です。

Sasuke Financial Labでは、コのほけん!というオンラインを起点とした保険代理店の運営や、保険のDX化に関する「InsurTech」の分野の事業を行なっている東京の大手町にオフィスを構えている会社です。

保険という多くの方にとって馴染みがあるようで、馴染みがない分野でのデザイン業に従事するってどんな感じ?制作会社ではない、ベンチャーの事業会社のインハウスデザイナーってどんな感じ?

と気になった方に向けて、この記事ではSasukeのデザイナーの特徴、大切にしている考え方やチームの雰囲気などを、かいつまんでご紹介していきます。

社外からは把握しづらい、Sasukeのデザイナーの解像度が少しでもあがれば幸いです!


❶ Sasukeデザインチームの特徴

特徴①:マーケティング部所属

弊社のマーケティング部では、デザイナー以外にもデジタル領域における開発/運用を行っている職能のメンバー(広告運用者、SEO担当者、エンジニア、プランナーたち)が2024年現在では所属しています。

結果として、デザイナーはプロジェクトを推進していくにあたり、各担当者間たちと密にコミュニケーションをとりながら開発を行なっています。

とりわけ、企画された施策を、デザイナーが視覚化しweb実装への橋渡しを行う役回りとなることが多いため、コミュニケーションを重視しています。

特徴②:B2CとB2Bに携わる

弊社のデザイナーは大まかに、
・B2C:自社運営サイト、コのほけん!の開発/運用
・B2B:受託した保険会社/事業会社の開発/運用
の2つの事業に携わっています。2024年の現時点では、デザイナーは全員双方に携わっている状況にあります。

B2Cの特徴としては、完成(納品)して終了といったプロジェクトではなく、リリース後に数字を追いかけたり、インサイトを発掘しながら改善作業したりしています。

B2Bの特徴として、クライアントからの要望に加え、保険のDX化などの観点からの本質的に抱えている課題に対する提言なども含めて行います。提案時には、言語化/コンセプトの構造化といった観点を重要視しています。

特徴③:施策の成功を導く積極性

Sasukeはベンチャー企業です。何十年も続いている固定した業務があるわけではありません。新規/改善施策や、クライアントに対する新規提案に対しても、デザイナーは積極的に携わっていきます。

デザイン制作のみでなく、リサーチ、インタビュー、事前調査、ヒアリングなどデザイン制作の源流となる活動も行なっています。

❷ Sasukeでデザイナーができること

できること①:ビジネス要件に即したデザイン検討

事業会社として、売上目標、チャネルごとの流入、コンバージョンレート、獲得単価、ニード喚起、リード創出などを加味しながらデザインを制作しています。

自社運営のB2Cサービスがあるからこそ、売上目標や、流入状況などを根拠としたデザイン制作ができるということですね!

できること②:規制や慣習をデザインで解決

業法における規制が強く、DX化以前からの慣習も多い保険業界は、他業界と比して、デジタル領域においても制限が多いです。

制約条件の中、知恵を絞った制作をするのが…デザイナーの醍醐味ですね!

できること③:他職種とのコラボレーション

エンジニア、マーケター、プランナー、営業、PMなど、様々な業種とのコミュニケーションを通してデザインを制作します。

一人で黙々と制作し続けて、納品するといった環境ではなく、コミュニケーション力が発揮出来る環境であることですね!

❸ Sasukeのデザイン方針

方針①:リテラシーの低いユーザーが迷わないデザイン

安心、納得、信頼感を与えられるUX
馴染みが薄く、人生の重要な買い物となる保険。安心感、納得感、信頼感が醸成され、コンバージョンへと繋げられるUXデザインを目指しています。

概念を可視化するUI
カタチのない保険について理解を促し、認知の負荷を軽減することを目的に可視化を行なっています。また、読み込まずに眺めているだけで理解でき、判断を後押しするUIデザインを目指しています。

方針②:デザインの言語化+ 判断指標

制作の意図の言語化
解決すべき課題に関して、収益ポイントやユーザーの行動を把握したうえで、制作意図の言語化を行うことを大事にしています。

判断できるデザイン提案
施策における⁨⁩デザインの評価軸を依頼者が持ち合わせていないケースは多々
あります。納得感の得られる論理的な説明に加え、ステークホルダーに対する判断軸も併せて提供することも大事にしています。

方針③:保険・金融業界に関するビジネス理解

強度の高いレイアウト
提供される文言の長短、素材のトンマナ、掲載が必須とされる要素など、デザイナーが一方的にコントロール仕切れない要素は保険においては少なくないため、それを踏まえてレイアウト崩れ、テキストのオーバーフロー、トンマナの乱れが発生しづらい強度の高いレイアウトの実践が必要とされます。

業界ナレッジの取得
保険商品は業法や慣習による制約が多いです。専門性の高い内容に関して、プランナー、ビジネスサイドを巻き込み、デザイン制作のうえで必要となるナレッジを獲得し、制約内で効果的なデザインを制作していく力が求められています。

メンバー募集中!

今後、事業会社のインハウスで、UI/UXデザイナーとしてやっていきたい!
保険といった社会インフラのDX化を進めていきたい!
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保険についての知識は問いません(もちろん、ある方も大歓迎です)。
わたし自身、この仕事を通じて、保険に関する知識や業界についての知見は獲得していきました。

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