今出来る事
桜が咲き、季節が巡りましたね。去年の今頃は引越しを終え、入学式を心待ちにしていました。しかし今年の入学式は中止になりました。新型コロナウイルス感染症の影響です。二月くらいから次第に感染拡大し、多くのイベントが中止、延期になっています。これまでに及ぼした影響、これからの影響は計り知れないでしょう。
さて私は競技者です。こんな時だからこそ出来ることを考えてみたいと思います。
今の現状
陸上競技というスポーツに絞って考えるとオリンピックが延期が決定し、GP金栗記念が中止になったくらいです。今シーズンすべての試合を見送るスポーツもある中では、まだ先の決定がなされていません。
私の所属する東海大学では毎年4月に他大学との対校戦が行われますがこれらは全て中止になりました。また5月末に行われる関東インカレに向けて例年では大学や各地域で記録会がありますが今年は各大学の内部のみで行ったり記録会自体が中止になっています。
これから先
新型コロナウイルス感染症の感染が収束するか、ワクチンが開発、市場に流通するまでは現在の自粛ムードは続くでしょう。専門的知識があるわけではないので多くは語れませんが2年間はこの状態が続く可能性があるそうです。(ワクチンの開発はテストしなければいけないことが沢山あるから)
さて、もし関東インカレが中止になったら、全日本インカレが中止になったら。もう既に春の甲子園は中止になりました。競技者として結果を出すはずの舞台が突然自分にはどうする事も出来ずに消えてしまったら・・・
私の考え
私は昨シーズンが終わってから冬季練習に入り、今年の関東インカレに出場を目標に練習に励んできました。つまり関東インカレの標準記録である6300ptから逆算し自分に足りない基本体力の向上や技術力の安定を目指していました。
既に冬季練習は終えました、怪我もせず、筋肉量も増え、多くの手応えを感じています。次は記録会に出て実際の記録・結果としてこの冬の成果を感じたいと思っています。
しかし3/28.29や4/18.19の記録会は外部の受付を中止しており出場が叶いませんでした。予定では本学で5/5.6に記録会が行われます。今はこの記録会に向けて調整をします。
この1年は例年とは異なると思います。予定通りの事は無く、目に見えないウイルスによって未知で未定のことが増えます。だからこそ自分の頭で考えて行動する、自分で自分を律することのできる選手だけがこの先の結果を残せると思います。今足踏みするのではなくきちんと体力を落とさず、準備することこそが大事だと思います。
私は今こそがチャンスだと考えています。もともとの才能はありません、恵まれた体格もありません。しかし考えて、備えることは出来ます。大学4年間はスポーツに捧げると決めたのです。なんとなく陸上をやっている人、誰かと一緒じゃなきゃ練習できない人適当に陸上やってる人は振るい落とされるでしょう。(混成をやっているような変人は陸上大好き人間ばっかりなので全然ふるい落とされなさそうですが笑)
まとめ
時間的余裕はあると思います。もちろん自宅でトレーニングすることも大切ですが、競技者であればそんなにすぐ体力は落ちません。それよりはこの先主要大会がなくなったら、今までの目標がブレたら、自己ベストを出す為に必要な能力は何なのか等を考えるいい機会になると思います。個人的に為末大さんの記事やYouTubeが興味深くよく見てます。