さすかる×FARO【Rethink 商店街!わたしの住むまちのマップづくりプロジェクト】
さすかる×FAROで企画した【Retnik 商店街!わたしの住むまちのマップづくりプロジェクト】が無事終了しました!
こちらのプロジェクトでは、8月17日(木)~20日(日)の4日間、全国各地から大学生が集まり、商店街の真ん中にあるゲストハウス「FARO」に滞在しながら、「平のまちのリサーチ」を行いました。
そして、実際に住むのならこんな「まち」だったらいいな!という夢と希望を織り交ぜた、「わたしの住む、平のまちマップ」を作成し、19日(土)には、お披露目会&まちの皆さんとの交流会を開催。
どんなプロジェクトになったのか、お披露目会の発表内容も含め、詳しくレポートしていきます!
|プロジェクト1日目|
8月17日(木)からプロジェクトが開始!18時頃、全国各地から5人の参加メンバーがFAROに集まり、自己紹介とオリエンテーションを行いました。
このプロジェクトで作成する「わたしの住む、平のまちマップ」の作成方法やルールについても説明が行われました!
【マップ作りのルール】
自分が担当する町で、「もし自分がここに住むならこんな町がいいな」という参加者の妄想のもと、作りたいマップをエリアを選び作成する。
・自分の住む場所は必ず決める。
・今ある建物は形を変えずにそのまま活用する。
(建物内の活用方法は自由だが建物自体を壊したりはできない。)
・空き地や駐車場には自由に建物などを建築することができる。
【マップ作成方法】
・担当するエリアの決定後、町の地図が配布されるので、その地図を見ながらまちを歩き、リサーチを行う。
・自分が住むならどんな街にしたいか構想を練り、マップに落とし込む。
・マップ作成時には、付箋やシール、写真、画用紙など好きな画材を使い、立体的なマップにしても良いし、マップに収まらなくても良い。
続いては参加メンバーの自己紹介。
さて、どんなメンバーが来てくれたのでしょうか・・・!
|参加メンバー|
■大槻 萌々子(おおつき ももこ)
【属性】
・山手製菓調理専門学校 1年
・北海道出身
【ひとこと】
今まで学生が集まるプロジェクトに参加したことがなく、調理の専門学校だからそれ以外の分野の学生と関わる機会もなかった。しかし自分の興味は調理だけではなく、まちづくりや自然なども好きで、少し背伸びして応募してみました!
■竹原 萌日(たけはら もえか)
【属性】
・東京家政大学 4年
・埼玉県出身
【ひとこと】
栃木県に就職することが決まっており、地方への学生の取り入れ方や、学生の立場から見てどうやったら移住してくれるのか考えたいです。いわきのご飯、食べ物が楽しみです!
■堀元 世梨(ほりもと せり)
【属性】
・成城大学文芸学科 3年
・東京都出身
【ひとこと】
人の生活に関わる仕事に興味があると気づき、面白そうと思って応募しました。暑くなりそうですが、まちあるきが楽しみです!
■平 海依(たいら みい)
【属性】
・筑波技術大学 3年
・長崎県出身
【ひとこと】
自分は視覚障がい者なので、多分みなさんとは違った視点から街を見ていると思う。マイノリティの人でも住みやすい、若者でも住みやすい、色んな人が住みやすい街を考えたいと思っています!
■白土 和奏(しらど わかな)
【属性】
・長野大学環境ツーリズム学部 4年
・いわき市出身
【ひとこと】
いわきに住んいても平で1日過ごしたことがなく、大学生になった自分の視点からは平がどう見えるのかなと思い応募しました!
…
自己紹介の後にはFAROオーナーである北林さんからFAROの施設案内をして頂き、ドミトリーの部屋割りをみんなで決めました。3泊4日という短い期間ですが、共同生活が始まります…!
初日の夜は、いわき市出身の白土さんの知り合いのお店が平にあり、みんなでご飯を食べに平のまちへ・・・
美味しいご飯とお喋りを楽しめたようでした!
|プロジェクト2日目|
2日目は、午前中に北林さんの案内による「平まちあるき」を実施しました!厳しい暑さでしたが、休憩しながら平のまちをぐるっと一周!様々な「顔」を持った平のまちが見えてきます。
FAROから出発して、まず発見したのが灯台の形をした車止め。
何度もこの道を歩いているのですが、北林さんに説明してもらうまで気づきませんでした…!みいさんも、手で触って灯台の形を確かめていました。
そして北林さんの子供の頃の登下校ルートから始まり、城山の方へ向かいます。まるでジブリの世界観のような道を発見し、そっちに進んでみることに…!
旧平城の場所から眺める景色は、平のまちを一望でき、ここが城であったことを実感しました。
ここから城山を下り、上から見ていた平のまちを実際に歩いていきます。
まず、いわき駅北口ロータリーにある、磐城平城があった頃の地図と今の平の町並みを見比べながら、北林さんからお話を聞きました。
そして、S-PAL内にある「いわき平時空MAP」をみんなで見学!様々な歴史や伝説のあるいわき市。マップのイラストを見て、「こんな場所もある!」「これはどんな伝説ですか?」と、みんな興味津々な様子でした!
その後、平1町目〜3町目の方を歩きながら、自分の気になる建物やお店を見つけたり、自分が住むならどの町がいいかなど考えました!
また、「うなぎの寝所」や「看板建築」といった平でよく見られる特徴的な建物など、たくさんの発見があったようでした!
まち歩き後、FAROに戻り、お昼はみんなで美味しいFAROご飯をいただき、午後からは北林さんからお話をお聞きしました!
FAROができるまでの過程や、北林さんが今まで行ってきたイベントや活動などご説明いただき、参加者の皆さんはとても真剣な眼差しで聞いていました。
お話し後には、「まちづくり活動のお金はどうやって運用しているのか?」、「どうやって若者を集めているのか?」、など鋭い質問も!また、北林さんの話を聞いて、自分の考えと似ている部分が見つかり、間違ってなかったと安心する参加者も見られました。
休憩後、マップ作りの区画ドラフト会議が行われました!
平1町目、2町目、3町目、4-5丁目、田町①、田町②、南町①、南町②、紺屋町の9区画に分け、担当したい区画を言い合いながら、区画分けが決まりました!
そして区画が余ったため、さすかる運営陣たちも、急遽マップ作りに参加することに・・・!!
その後は、それぞれのエリアを個人リサーチ!地図を持ちながらまちを歩き、「自分の家はここがいいな!」などと楽しそうな様子でした!
|プロジェクト3日目|
3日目の午前中は、お披露目会に向けて、各自リサーチとマップの作成に取り掛かります。
平にある、坂本紙店で画用紙、付箋、マスキングテープなどを買い出し、建物を立体的にしたり、イラストを描いたりなど、それぞれのまとめ方でマップを作っていきます。
みんな集中して黙々と作業を進め、工作の授業を思い出すような時間でした。限られた時間にも関わらず、自分が住みたいと思えるまちの妄想を膨らまし、細部までこだわりそれぞれの思いがつまったマップが完成しました~!
いよいよ、マップのお披露目です!
お披露目会の内容は、前編・後編に分けてまとめました。
そちらも是非ご覧ください!