地域編集チーム「さすかる」がいわきに誕生しましたのでお知らせいたします
はじめまして。私たちは、福島県いわき市をフィールドに、コーディネート・編集・企画・事業運営を通じて地域のプレーヤーをサポートする編集チーム「さすかる」です。
さすかるは、地域活動において、個別的になりがちな分野や領域に横串をさし、地域の様々なひと・もの・ことをかけ合わせ、新たな価値や文化を持続可能な形で構築していくことを目的に、2022年6月に結成されました
メンバーは、いわき市在住の寺澤亜彩加(写真・上)、前野有咲(写真・下)の2名が中心ですが、プロジェクトごとに地域内外のさまざまな人たちに加わっていただき、地域編集、コーディネート、企画、事業運営などを通じて、ひと・もの・ことに横串をさすような、さまざまな取り組みを行っていきます。
さすかるは、「さす」と「かる」の二つの言葉からつくられた「造語」です。「さす」と「かる」には、それぞれこのような意味が込められています。
「さす」
横串をさす・・・個別にばらばらになっているものや、縦割り組織・領域を横断して連携を図る
Sustainable・・・活動を持続可能なものとする
「かる」
Local・・・いわきをフィールドにする、ローカルに、地域に根差す
Culture・・・地域の文化を大切なものと考える、新しい文化をつくる
私たちの暮らす福島県いわき市には、食、観光、福祉、まちづくり、スポーツ、歴史など、さまざまなテーマを掲げた多様な活動が点在しています。長年にわたり繰り広げられてきたもの、あるいは震災復興を契機に始まったものなど、その成り立ちや経緯もさまざま。どの活動も、個人個人の思いに支えられており、いわきの魅力を形づくっています。
さすかるは、それらの活動の「あいだ」を動き、つなぎ合わせ、横断し、その個々の取り組みに「横串を指す」ように動きながら、新しいネットワーク、新しいつながりをつくることはできないか、そこから新しいいわきの文化を生み出すことはできないか、そのような思いから立ち上げられました。
あるものと、またべつのあるもの。それらは個別なものとして存在していますが、つながると、またべつのものが立ち上がります。 ネットワークが生まれ、動き方が変わり、見え方も変化します。いまあるものを組み合わせ、入れ替え、つなぎ合わせることで、いわきを、さらに魅力的で持続的な地域にすることができるはずだ、と私たちは考えています。
まだ結成されたばかりですし、どの程度、横串をさすことができるのかはまったくの未知数ですが、複数のプロジェクトが動いていて、まずはこの夏、若い世代を対象にしたインターンプログラムを実施する予定です。そこからさすかるな活動を始めていきます。よろしくおねがいいたします!