最小幸福論

清潔で乾いた服を着ていて、
足を延ばして眠れる、暖かくて安全な場所があって、
明日の分の食べものを持っていれば。

朝起きたらやることがあって、
それは給金があるないは関係なく、自分とみんなの生活を成り立たせるためのこと。
掃除や片付けがそのなかにあれば最高。

紙とペンがあったら言うことない。
鉛筆と消しゴムでもいい、書くものと書かれるもの。
記録して、感想を書いて、編集もして、創作だってできる。

そして自分が大切にしてきたひと達が、どこかで生きていてくれる。
自分は、いまこの時を生きることができている。

わたしの最小幸福論です。

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