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ダメゼッタイ!!保険で資産運用は非効率!!!!

2020年5月29日(金)にこの記事を書いています。

前回の「とりあえず保険から卒業しよう」の続きになります。

前回は主に生命保険の選び方について書かせていただきましたが、今回は

保険会社の運用商品
についてお話ししていきたいと思います。

ほぼ全ての営業マンがこれを売りたいはずなので、カラクリを知っておきましょう。

ちなみにsassanは保険会社の人間でもそれ以外の金融商品を扱う人間ではありませんので、特定の会社を批判するわけでも推奨するわけでもないのでご承知くださいませ。


1,保険で資産運用

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これは某保険会社の運用商品です。

これだけ見ると3%ってすごい!!
って思うかもしれませんね。

ですが待ってください
右の ➕ をクリックするとこんな詳細が出てきます。

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「資産の運用実績から運営費率、保証費率、その他費用を差し引いた利率が適用されます。」

これはどういうことか・・・追って説明していきますね。

結構というか

非常に大事なことなのにクリックしないと見られないようにしているのは如何なものかと思います。。。

2,積立利率とは?

ではこの積立利率とは何を指すのか。

投資経験がない人でこの積立利率3%の商品を購入する人は、この商品をこういう風に見るでしょう。
(営業マンも銀行に置いておくよりいいですよって言うはずです)

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ですが実際

保険会社も会社ですので、利益を出し会社や社員を守らなければいけません。

なので、実は払った掛け金の中に・・・

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その保険に加入してるかどうかもわからない女優さんや、会社、そして目の前の営業マンの歩合給も含まれているのです。

つまり3%増えると思っていた部分は、赤字で書いてある部分しか増えないのです。

整理すると・・・

掛け金ー(広告費+会社の取り分+営業マンの取り分+etc)
=残ったお金

この残ったお金にかかるのが積立利率になります
この残ったお金というのを専門用語で純保険料と言います。

これは巧妙な手口でわかりづらくされていまして、3%なら嬉しい!といって加入するも数年後そんなに増えていないことがわかり、詳細調べるとがっかり・・・なんてことは日常茶飯事です。

もし今すでに入っている方は何らかの対策を取ることをお勧めします。
例えば

・保険を解約して返戻金で投資信託を購入し、掛け金を積立に回す。
・その保険を払い済みにして、翌月以降の掛け金を積立に回す。

など。
大事なことは目先の損失より長期の利益です。
損失には痛みを伴いますが、いっときの痛みなのでぜひ長期目線で。

3,付加保険料・純保険料

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先にお話しましたが整理すると

自分が払っているお金のうち、純粋に保険・運用に回っている保険のことを純保険料と言います。

一方会社の利益や広告、営業マンの歩合に回るお金を付加保険料と言います。

実は純保険料と付加保険料の割合というのは

開示義務がない

のです。

なので、自分で計算するしかありません。

例えば最初に紹介した保険は積立利率は3%かもしれませんが、実際は半分以下です。

確かに銀行に預けておくよりかはいいかもしれませんが、だったらインデックスの投資信託を買ったほうがはるかに利回りもいいです。

ですが保険の営業マンは必ずこれを勧めてきます。

なぜか。

保険マンが儲かるからです。

貯蓄と運用がメインの保険ですので、掛け金も高くなり支払総額も多くなります。

保険マンの歩合というのは支払総額によって決まるので、この保険を勧めたがるのです。

ちなみに、sassanは某生命保険会社から紹介料をあげるから知人を紹介してくれと言われたことが何度もあります。

月5万円払う人を紹介したらなんと40万くれるそうです。

ということは営業マンはそれ以上もらってるわけですよね。

餅は餅屋
保障は保険会社
運用は運用会社

それぞれ強みがありますから、しっかりと判断することが大切です。

そして保険マンは保険を売るプロであり、

金融のプロではない
ことを覚えておきましょう。

実はこれが一番伝えたいことです。

銀行員も、証券マンも同じ

あくまでも自社商品を販売するプロです。

会社や肩書きにビビらずに必要なものだけを選択していきましょう。

・・・

最初にも申し上げましたが
sassanは保険会社の人間でもそれ以外の金融商品を扱う人間ではありませんので、特定の会社を批判するわけでも推奨するわけでもありません。

ましては販売もできませんので、あくまでもアドバイスということでならご相談もどうぞ!

個別のご相談は Twitterへどうぞ。

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