ただ、違っているということ
「They are just different.」 「彼らは、ただ違っているだけ」
中国人の友人のマナーについて文句を言っていたところ、
北欧出身の友人から言われた言葉。
どうしてだろう。
いつのまに、「私のマナーや見解が正しくて、他は間違っている」なんて思っていたのは。
日本語で「違う」と聞くと、どうやら間違っていることや、
「悪い事」のように思えることがある。”良い”「違い」もあるのだろうが、
そこに、”ただ”違う、という優劣関係のない違いという感覚はそこにはないように思える。
少なくとも私にとってそんな考えは存在しなかったから、
彼にこの言葉を言われたとき、すこしぽかんとした。
「そっか」って。
そのころから、ときたま考える。
「違う」ということの考え方や、「正しい」ことについて。
私もあなたも正しいということはありえること。
ときたま、考えてみる。
その「違い」に優劣がないこと、ただ、「違う」ということを
フラットな目線で見れたとき、
私達は自分たちの違いについても受け入れることができるような気がする。
By Kani